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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 76

「初恋なんです…高校に入学した時に…部員を一生懸命勧誘していた篤志さんを見て一目惚れしたんです…でもでも…」

感極まって今にも泣き崩れそうな美千代。
しかし篤志は美千代の肩を掴んで諭す。

「美千代さん…順番が逆になったがこれから色々と教えてくれないかな…エリスさん等の研究員や生徒会長等連れて来られた者と一緒だが共に此処で暮らす訳だし」
「一緒に…暮らす…あああ!!…」

篤志の口から一緒に暮らすと聞いた瞬間、美千代はまるで力が抜けたように篤志に倒れ込んでしまった。
 
「お…おい、しっかりしろ」
「一緒に…暮らすなんて…信じられない…」

どうやら美千代は『一緒に暮らす』で照れの頂点に達してしまったようだ。
篤志は溜め息一つつくと

「美千代さん…これから少しずつ馴れていこう、時間はいっぱいあるんだから」
「はっ…はい…篤志さん」

そして篤志は手を差し延べると美千代も手にとり顔を赤く染めながらも立ち上がり二人は見つめ合う。
まさに端からみればこれからS〇Xを始める初なカップルに見えるだろう。
実際は一発濃厚なのをヤッているのだが…
 
雰囲気はまさに良いカップル…
だが、そんな時に限ってもう一人のKYなあの方の声がスピーカーに流れてしまう。

『あ〜つ〜し〜!次があるからさっさと戻ってらっしゃい!!』

勿論エリス女史の半ば嫉妬が混ざった怒りの声である。
篤志は半ば呆れながらもエリスぬ従う事にした。

「それじゃ他の仕事があるみたいだから行くね」
「は…はい…あっ、ところで私と篤志くん以外で連れて来られたのは生徒会長の他に誰が居るの?」
「えっ後は部活の後輩の南井さんと和久那さん、それに妹みたいなみのりちゃんだよ」
「えっ…長曽我部さんも…」
「んっ何か言った?」
「えっ…なっ何でもないです…それよりそろそろ…」
「うん、それじゃ」
「また会えるよね…」
「勿論だとも」
「うん…ありがと…」

と言い合いながら篤志は部屋を出て行った。
篤志が出て行くと美千代はベットに腰掛ける。
だがその表情は不安一杯で冴えない。

「あのスピーカーの声…嫉妬じみてたし…あの娘まで此処に連れて来られてるし…」

そう篤志に恋する美千代にとってエリスとみのりの存在は今後の生活に不安を与えるのには充分である。
そしてもう一つ…

「あっ…」

それは右手がベットに付いた時に感じたべっとりした感覚…
そう篤志とのS〇Xした時に流れた色んな液体である。
それが美千代を更に不安にさせる。

「私の身体…どうなっちゃったの…」

見た目は超大きくなった胸以外は対して変わらない身体…
しかし薬によって快感が刻み込まれた美千代の淫らな肉体はこの先、美千代や篤志は勿論エリスや他の者さえも混乱に陥れる事になるとはまだ知らない…
とにかく篤志と一緒に居られる嬉しさよりもこの先の不安で一杯の美千代であった。

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