裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 70
「そうなのかな?…モテていたのは秀憲の方だったしなぁ…」
と篤志が考え込んでいるとマリーは小瓶とチューブを篤志に手渡し告げる。
「分からないなら会って聞いてらっしゃい!これは美千代さんに施す薬で、小瓶は口から飲ませてチューブのは膣に塗って。篤志さんので一発やれば性欲は抑えられる筈よ」
「分かりました…」
「それじゃ任せたわよ」
とマリーは扉を開けると未だ考え込んでいる篤志を背中から押して部屋に入れる。
そして扉を閉める間際に
「頑張ってねぇ〜」
と言って扉を閉めたのだった。
(が、頑張ってねぇ〜って言われても…うを!?)
部屋の中はまさに『魔界』『異界』であった。
仕様なのかエリスの趣味なのか分からないが、部屋の中は狭くて薄暗く(他の乳奴達の部屋は明るかったし普通のアパートみたいだったのだが…)、内部は牝の匂いが充満していた。
「はぁぁ…ふぅんっ!?ひぅっ!!?」
クチュクチュと淫らな水音が響きムワッと匂いがいっそう濃くなる。
「な、なんで…?」
篤志は知らない。コレが本来の乳奴であると言うことを。今回の美千代にたいする実験内容は乳『族』にたいする新型の催淫薬の実験…
本来ならば内気な性格をもっと本能的にし、乳族としての悦びを得られるようにする為の実験だったのだが、『ある意味』失敗し、まるで牧場にいる乳奴のように発情してしまったのだ。
「あ、あのぉ〜・・・」
恐々とりあえず声を掛けてみる。…が、美千代からは『はぁはぁ』という牝の荒い息遣いしか返ってこない。
「えっとぉ〜もしもしぃ?」
何度か声を掛けているうちにようやく美千代はこの部屋に違う人間がいることに気がついたようだ。
「ひぅっ!!?ひえぇ!?られっ!?」
「あ…ちゃっ〜すっ…(汗」
…いまどき『ちゃ〜すっ!』は無いだろう(汗
「「………」」
…案の定お互い気まずい雰囲気が漂う…(汗
篤志は半ば引き気味に、美千代はきょとんとした表情で。
と、突然美千代のほうが素っ頓狂な声を上げた。
「…あ、篤志ひゃんっ!?」
トレードマークの眼鏡をかけ直して相手を見直す。どうやら美千代のほうは相手が誰だか分かったようだ。