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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 66

だがエリスが篤志の言う事を聞かずに首輪を切ろうとする行動を見て、

「わっ、分かったから少し落ち着いてくれ」

とエリスを宥める。
流石の篤志もエリスの身の危険を察し嫌々ながらも首輪を外す事を決意する。
篤志はエリスを宥めつつ近づくと渋々首輪を外した。
エリスは首輪が外れたのを知ると急に気持ちが落ち着き篤志に問い始める。

「はぁ…はぁ…いいか篤志!金輪際我々に首輪をかけようとはするな!特にアコーとマリーの前で首輪その物を見せる事さえも許さんからな!」

エリスは篤志にキツく言い放った。
だが未だ不満そうな篤志。

「何で、たかが首輪でこんな事を?」
「色々とした理由が有るんだ!特にチェリドとの間にはな…
なので首輪は二度と我々に見せるな!分かったか!」
「は…はい…」

エリスの強硬な問いに思わず頷いてしまった篤志。
だが未だに首輪に未練たらたらの篤志は

「でも何時かは…」

と篤志が言い始めるとエリスはモニターを操作し始め告げる。

「そうだ、乳族に無理やり首輪をさせると物凄い罰があるんだっけ…
確か二年前にも同じような事がバレて一週間も腹ペコ猛獣と檻の中で暮らすと言う罰が決まり…」
 
エリスはその時の記事をモニターに映し篤志に見せる。
篤志はその記事を見て唖然とした。
活字そのものは分からぬが映り出す写真がその恐怖がダイレクトに伝わってくる。
そして記事を見た篤志は

「もう二度と言いません…」

と言うしかなかった。

・・・・・・・・・

やはり篤志はどんな有利な状況になろうとも最後にはエリスの尻に引かれる定めのようである。

そんなこんだで夜は更けていったのだった。

・・・・・・・・・

なお先ほどの映像には続きがある。

初めは怒りに任せて、檻に男性を入れてしまったその乳族。しかしながら改めて現実を見ると「愛する旦那を自分のせいで殺してしまう」と気付きあわてて中止を求め、泣きながらその男性に謝ったという。

結局は建前を重視しすぎで、現実とかけ離れた『乳族の法律』なのであった。
勿論、乳族の過去や元々の性格を考えるとその建前が無いと社会が崩壊してしまう恐れがあるため法律そのものは変える訳にはいかないのだが…
それはある意味乳族が背負った宿命なのかも知れない…

あと当然の事ながら乳奴への首輪は法律上で自由である事も付け加えておこう。

・・・・・・・・・

翌朝…
お互い疲れ果ててよく眠った篤志とエリスがいた。

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