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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 51

だが篤志と出会いS〇Xを重ねる事で心の奥で眠っていた嫉妬深い性格が目覚めてしまったのだ。
それは性格は人それぞれではあるが男に惚れた女性に見られる事だ。
フォルディーデの長女や次女を見ても明らかだ。
女策士だった長女フィーナが母性溢れる女性に、男嫌いだった次女リーナがツンデレながら秀憲に甘える女性に変わったように…
もっとも三女のエミュみたく全く変わらないのもいるのだが…



さて時は進み…
昼食を終えて篤志は再びエリスに問い掛けてみた。
「言われた掃除、洗濯、ゴミだし、アイロンがけ、夕食の仕込み、事務仕事、中庭の草取り−(以下20項目省略)、全部終わりましたよ!次は?」

午前中に殺人的とも言える仕事を任された篤志である。本来草むしりなどロボットに任せればあっという間に完了してしまうのにわざわざ篤志に任せたあたりにエリスの策謀(?)が窺える。

「う、うむ…そう、か―では次は…」
きょろきょろと辺りを見回し再び適当な仕事を探そうとする。
その時―

PiruruPiruru!

研究室内の内線電話(用途的には同じ様なもの。外見は違う)が鳴り響いた。
慌ててエリスが受話器をとる。ここら辺地球のサラリーマンと全く変わらないのが面白い(笑。

電話の先はエリスの上司であった。

「エリスっ、午前中に上がる資料まだなんだけど?早くしないと製剤部からクレームが来るわよ?急ぎなさい。」

お叱りの電話である。
「えっ!?あ、はい分かっているとも。そんな言わなくても−」
「いやね、ちょっと密告が来ていてねぇ…」
「密告…あっ!!まさか」
「多分当たり。そういうわけだからあんまりお盛んになりなさんなよ?」
「う、うるさいっ!!アイナだって−」

ブツッ!!ツーツーツー
問答無用で切れる電話。ツーツーという音だけが室内に響く。

「・・・で?どうします?やばいんじゃないんですか?」

追い討ちとばかりに篤志が言葉を投げかける。


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