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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 38

上司との交渉はあたりまえだが難航。

林檎の実験はその主たるものは『内性器の名器化』であるが、その本質は『精液をいかに搾り取るか?』=『受精の効率化』であるため、上司―研究部部長から『事後の実験における被検体の妊娠の中止は代替手段、もしくは代替個体を用意しない限り認めない』と言われてしまったのだ。

一人ぶつぶつ呟きながら研究室へと戻る。


(代替手段といわれてもなぁ…精液を搾りとる段階までは良いんだから、あとは受精…か。ん?待てよ…シュミレーションでも良いんだよな?…ならば今の状態の美千代にRX93とRGM89を投与して擬似状態にすれば…林檎と同じような仮想条件を…いや、待て…ん〜?)

「…っと!もう着いてしまったか。どれ、篤志はもう起きたかな?」

考えを一度中断して部屋に入るのであった
「あっ!しゅに〜んっ!」
ドアを開けると同時にアコーが微妙な顔をして話しかけてきた。
「んっ?どうした?…って!?おっ、おっ!?…はぁ〜やっぱりそうなったか…大丈夫だったか?」

一瞬で状況を理解するエリス。まぁ、衣服の乱れているアコー+その手にスタンガン+のびている篤志=すぐに想像がつくだろうが…


「あっ、はい。一応は大丈夫でした。コイツでバチッ!ですよ♪」

「んっ、よかった。…それにしても見境無しとはなぁ…こいつめぇ!」

軽く足で蹴飛ばすエリス。しかし篤志はうぅと呻くだけであった。
「あっ、でもちょっとは我慢したんですよ?最後の最後で我慢できなくなっちゃったみたいですけどね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「んっ、分かった。………ん………」
微妙な表情でアコーのほうをチラチラ見ている。その頬は心なしか赤いようだが…

「はいはい、わかりましたって!じゃ、ごゆっくりど〜ぞ!」
そのままアコーが部屋から出る。部屋のなかには意識のない篤志とエリスだけになった。

(流石は我が助手。私の考えが分かったか)
この状況と今までの会話で、やることといったら一つしかないと思うが…

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