裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 26
「分かった、それでは一旦四人をそれぞれの部屋に戻しておく様に」
「はい!」
「は〜い、ところで主任」
「何だ、アコー」
「彼女達何ですけどナンバーとフルネームを言うのもなんですから下の名前だけにしましょ」
「そうです!そうです!」
基本的にアコーとマリーは堅苦しいのは苦手の様で…
「そんな事は規律が…て言っても篤志の例もあるからそうするか」
とエリスも柔軟な思考も持っているらしい。
まぁ研究費で夫を貰う人ですから…
こうして四人をそれぞれの部屋に戻すとエリスは篤志の居る部屋へ向かった。
「さ〜て、早ければ篤志の興奮状態が脱する筈なんだけど」
エリスは篤志の居る部屋の前を立つと確認のためにドアの脇にあるモニターを点けた。
そのモニターには部屋の中が観察出来る様になっている。
そしてエリスはモニターに目が釘付けになるが…
『うっぐぅぅ…うわぁぁ…』
まだ篤志の興奮状態を脱してない様子だ。
「うむ…予想より長引きそうだな…致し方ない篤志の負担軽減のために催眠ガスを噴霧して眠らせておくか」
エリスがそう言うとモニターの脇にある緑のボタンを押したのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しゅに〜んっ!それでこれからどうしますぅ?」
アコーが横から聞いてきた。
「んっ、そうだな…とりあえず篤志にたいする調査は明日以降だな。乳奴と乳族たちもとりあえず目覚めなきゃ始まらないし…ん、お前達は片づけをしておいてくれ。」
そのままエリスはスタスタどこかへ行こうとする。
「主任はどうするんですかぁ〜?」
「んっ、ちょっと旧友に頼まれた仕事だ。フォルディーテのコロニーにちょっと行ってくる。大丈夫、彼らが起きるまでには帰ってくるよ!」
その足で宇宙港に向かい、衛星とライラファースとのラグランジュポイントに存在するシリンダー型コロニー『エディーネ』へと向かう。
何をしにいくかは本編の一番初めの状況を知っている方ならもうお分かりであろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『フォルディーテ家所有 牧場型コロニー エディーネ』
…エディーネ内の住居の応接間…
そこには金髪の爆乳美女が座っていた。
「お久しぶりねエリスさん。わざわざスイマセンね」
上品に微笑む美女。フォルディーテ三姉妹が長女、フィーナ=フォルディーテだ。
「お久しぶりですフィーナ先輩。お話は聞きました。随分と凄いものをお買いになったそうで…」