裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 3
「ええ、まぁ。どうせ貴方に買われたか、貰われたか、そんなところでしょう?宇宙人のやることといったらそんなものでしょう?」
「ん、まあそんなところだ。飲み込みが早くて助かる。さて、さっきの質問だが、ここは地球より180光年離れた惑星、ライラフォースだ。君はこれから私の元で助手兼、実験体になってもらう。」
実験体、等言われても動じない篤志
「それにしても、君は何でそこまで動じない?普通なら泣き叫び『おうちに帰してぇ〜』とか言うと思ってたのだがな?」
「そんな事いって、返してくれるんですか?」
あたまをポリポリかきながら言う
「ふむ、残念ながらそれは無理だな。ただ、命に関わるような研究はしてないから安心してくれたまえ。それと君自身にはそれなりの自由を保障しようではないか」
関心関心、といった表情のエリスさん。
「それで?具体的には何をすればいいんです?」
「うむ、とりあえずこの部屋を綺麗に片付けてくれたまえ。どうも私は家事が苦手でなぁ…終わったら来てくれ」
そう行って出て行ってしまうエリス
(もしかして、助手って身の回りの雑用も入ってるのかよ?)
そうなんです、実はこれからの生活ので篤志は衣食住すべての家事をやらなくてはいけなくなるのです。
掃除機(?)のようなものでごみを吸い取り、分別して捨てる。散らばった本は色に合わせて並べなおす。
etc etc etc…
終わる頃には日が傾きかけていました。
そのまま隣の部屋に行く篤志。
隣の部屋も研究室のようです。色々な薬品のようなものが並べられています。
「ああ、終わったようだな。うん、関心関心!」
これいるか?とお菓子(?)を差し出される。
「はぁ、どうも。それで、実験体としての仕事は何をすればいいのですか?」
ポリポリとそのお菓子を食べる篤志。どうやらチョコのようです。
「そうだな。ではその話の前に私の研究について話をしておこう。少し長くなる、腰掛けたまえ」
向かいのソファーを勧めるエリス。
因みに、今のエリスの格好は下着のようなものの上に白衣を着ているだけです。篤志の視線もちらちらしています。
「ん〜そんなに気になるか?いいぞ見ても、減るもんではないし」
チラッと下着をあげるエリス。慌てて篤志がそれを止めます。
「ふむ、まあいい。君はからかいがいのある奴だ。
さて私の研究だが、まぁ簡単に言って新型の膨乳薬や母乳薬、それに妊娠抑制システムの開発をしている。君はそのために―」
「あぁ…いいですか?その、母乳とか膨乳って?産婦人科?」
見当はずれな質問をする篤志。まぁ、乳族の仕事などを知らないのでは仕方ないでしょう。
「ああ、そうか。君はそれを知らなかったのか。んっ、実はな…」