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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 12

「君の知ってる者はいるか?一応未経験の者を被験者で選んだんだが…」

モニターに映る五人を見る…が友人はいないようです。

「ん〜?あっ!この人!」
モニターを指差す篤志。

「あぁ、彼女はなかなかいい素質を持ってるようでな、結構いい値がした。知ってるか?」

「ええ、この人うちの学校の生徒会長ですよ!あれ?でもこの人ってヤリマンで有名だったような…」

名前を明石久美と言いい、元々いい出のお嬢様のようです。
しかし、校内美人ランキングの上位に入りながらも、悪い噂のたえない人物のはずだった…と言うのが篤志の印象です。

そう言われて、カルテ(の様なもの)を見るエリス。

「ん?いや、彼女は間違いなく処女だが…口内や体内にも精液特有の蛋白物質は検出されていなかったぞ?」
事実としてはエリスの言うとおり、久美は処女です。しかし、高校に入学した時に上級生が彼氏を取られた腹いせに(その女の彼氏が久美に告白して自爆しただけだが…)ありもしない噂を流されたのが発端です。

しかし、その女の影響力は強かったため裏の噂として久美が三年になるまで残ってしまった、と言うわけです。
久美自体は篤志のことは知らないでしょう。

「まぁ、彼女は間違いなく処女だ。で?他にはどうだ?」

他の人について聞くエリス。
そして篤志は違うモニターを見ると更に知っている三人の少女が映し出されていた。

「あっ!!南井くんに和久那くんそれにみのりちゃんまで…此処に連れて来られていたんだ…」

篤志はそう言うと安堵をよぎる。

「そうか、あの三人も知っているのか!」

エリスも篤志の言葉に少し驚く。
ちなみに“南井 静(みない しずか)”と“和久那林檎(わくな りんご)”は篤志が所属するテニス部の二年後輩、即ち秀憲の後輩で杏の同期でもあり杏も含めて将来有望な部員であった。

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