PiPi's World 投稿小説

ワイルド7
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 59
 61
の最後へ

ワイルド7 61

ジェシーはマリーの、その潤んだ瞳を見つめながら、抱きしめようとゆっくりマリーへと近づいていった。
そしてまさに触れようとした瞬間、突然マリーに逆に抱きしめられた。ジェシーは驚いて聞いてみる。
「どうしたんだ、いったい?」
顔をあげて上目遣いに見上げてきたマリーの目から、涙が流れているのが見えた。
「今のわたしには、手も足もあるのよ…だから、いままであなたがしてくれた恩返しがしたいの。ね、いいでしょ?」
マリーはそう言うと、ジェシーのズボンを下着ごとずらし、男根を口に含んだ。
「わわっ!?マリー!?」
ジェシーが驚くのを上目遣いで見つつ、舌で刺激を加えていく。いつもはジェシーがマリーに奉仕をしていたため、初めての感覚がいつもより早くジェシーに限界が来た。ジェシーはマリーの顔を離そうとするが、マリーは悲しそうな表情をして、愛撫を止めない。
「マ、マリー、それ以上されると・・・・」
「・・・ん、いいですよ。イってください、ジェシー。」
ジェシーは我慢できずに、欲望をマリーの咥内に吐き出した。
マリーはなんの躊躇いも無く、それを飲み込んでいく。
ジェシーはあまりの快感に声が出ない。
「・・・・ぷぅ。美味しいです。ジェシー、寝ころんで下さい。」
「え、マリー?」
「今日は私に全て任せてもらいます。」
マリーはジェシーを仰向けに寝ころがし、まだまだ元気なジェシーのそれの上に腰を下ろしていく。
マリーの手足は人並み外れた力の為、普段は外され、ジェシーの舌と肉棒によって可愛がられている。
それにお互い金属の義手で性器を弄らないのを暗黙の了解としている。
だから、義肢を着けたままのマリーがこうするのは初めてであったのだ。
ジェシーはセックスの時は何時も恥ずかしそうなのだが、今日は特に顔を真っ赤にさせていた。
そんな何時までもウブなジェシーの可愛いらしさに、マリーは微笑み腰をしっかりと下ろす。
ジェシーの顔が、快感で泣きそうに歪む。

大概こちらも『早撃ち』のジェシーであるが、何時もと違う快感にもうイキそうになっていた。
マリーは身体を屈ませ、ぶるるんっと重そうに揺れる爆乳をジェシーの顔に押し付ける。
「はうっ!・・・」
その柔らかな感触で限界近かったジェシーは果ててしまう。
目にうっすらと涙を溜め、真っ赤な顔で見上げるジェシーだが、まだ肉棒は萎えていない。早撃ちであるが連射がきくのもジェシーの特徴である。
「あまり動かないで・・・気持ちよすぎる・・・」
「駄目です・・・タップリ気持ち良くなってもらいますよ・・・」

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す