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ワイルド7
官能リレー小説 - SF

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ワイルド7 35

ワイルド7のドックに着くとワイルド7には二門の巨大な砲門が取り付けられていた…「キャプテンの注文通りにシールド出力と供給できるようにしておいたぜ…」「んで、シールドの強度の上乗せはどんくらいだ?」「7から9%程度だろうね…」その質問にはナナシが答える「うん…やっぱ現状ではそれに満足するしかねえか」
「しかし、このフェザー砲・・・かなり良い物だな・・・100%の力を発揮できたら各国の旗艦クラスの火力になるぜ・・・まあ、今の所は60%って所だがな」
「それでも十分な火力だろ」
「ああ、このクラスの船としては十二分だ・・・砲に『ゲイボルク』って銘があるが恥じないだけのもんだ」
ラモンの説明を聞きながらセブンがナナシに聞く。
「銘の意味は?」
「神話に出てくる英雄の持つ槍だったんじゃないかな」
「いい名前じゃないの・・・アタイは気にいったわ」
ノーラは船を見上げながら言った。

「その2連装の主砲2門を前部に、副砲の4連装バルカンフェザー砲と3連装レールキャノンは、旋回砲塔に載せて2門づつ前後に配置、んで今持ってきた6連装バルカン砲8門を船の左右の上下に分けて配置すれば、このクラスの船の武装としては十二分だな」
「ああ、何か船が精悍になった気がするぜ!」
セブンは船を誇らしげに見上げる。
「この武器の制御なんだけど、アテナの後頭部の髪の毛の中にコネクタージャックがあって、船の火器制御システムに接続して制御できるみたいだよ」

「じゃあ火器管制の反応の悪さも解消されそうだなあ…そうだ、俺が持ってきた素体を…」「それならラモンさんが眼を輝かせながら持っていったよ…」「そ、そうか…」「じゃあ僕も手伝ってくるね」「5日後には出発すっからみんなに言っておけ!」「分かったよ…」「一仕事終えたし情報収集がてら酒場にでもくり出すか…」
「っと、その前に連れて来た子供達の仕事の割り振りをしてよ」
「そうだな、すぐかかる・・・まだ水夫長がいないから、俺が付きっきりで教えなくっちゃなんねえ・・・ジプニスに着くまでに一通り教えるから、その間、ノーラにブリッジは任せるわ・・・そっちにも何人か回すし、秀人やアニタもまだまだだ・・・面倒見てやってくれ」
「うん、折角セブンとエッチ三昧の生活できると思ったんだけどなぁ〜・・・」
文句を言いながらも笑いながら了承するノーラ。
セブンはそれを見て笑い返し、船に乗り込んだのだ。

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