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ワイルド7
官能リレー小説 - SF

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ワイルド7 24

セブンも銃を両手に構えると…「いっちょ派手にいくぜ!奴らにはキツ目のお仕置きが必要だぜ!」「OK!キャプテン!!ショウタイムだ!」

「うわ〜キャプテン達派手にやってるみたいだなぁ〜」
武器の修理と改造を行いながら遠くで聞こえる銃声や怒号に対してナナシが楽しそうにつぶやいた
「早めに修理しないと置いてけぼりくらいそうだね」
そう言うと同時にリリアンがハッチを閉めた
「修理完了です!!」
が、動き出す気配は全くない
「…失敗?」
ナナシがリリアンを見た瞬間
「万国共通、時代を超えて!!壊れた機械の修理が奥義!!」
そう叫びながら手に持った大型レンチでクロス・アンバーを叩いた
物凄い金属音が辺りに響き渡った
しばらくの静寂の後クロス・アンバーの目が点灯した
「やった〜」
「直ったよ…」
嬉しさのあまりぴよんぴよん跳ね回っているリリアンとは対照的にナナシは叩いて直ったことにただ驚いていた
その頃。
「グゥゥゥゥッ!!」
「ジェシー!!」
ジェシーの左腕に仕込み鞭が絡み付き、猛烈な電力がジェシーを襲う。
「ほう、有名なレトロ・ガンナーがこんな所にいるとはな。」
50前後の色黒の男が鞭を手に戻す。
「・・・、へっ!!あいにく、俺の本業は考古学者なんでね。そういうあんたは遺跡荒らしのセナ・マハードだろ?」
ジェシーはショートして動かない左腕の肩を抑えながら立ち上がる。
「ほう、良く知ってるじゃないか。」
「考古学者の間じゃ、最悪の奴だって有名さ。」
また、セナの鞭がジェシーに放たれる。
「何度も喰らってられるかっつーの!!」
ジェシーは避けながら、動く右腕の銃を撃つ。
銃弾はセナに当たらなかったが、手下達を倒していく。
しかし、ジェシーはセナを見失ってしまった。
鞭がジェシーの体に巻き付き、電流を流す。
「ウワァァァァッ!!」
電流にジェシーは倒れ、セナはジェシーの頭を踏みつける。
「・・・・クソ、左腕が動かねぇじゃねぇか。高いんだぞ・・・・。」
「死ねば、金の心配もしなくていいぞ。」
トドメをさそうとするセナに銃弾が飛んでくる。
セブンが撃った銃弾だった。
「チッ!!」

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