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ワイルド7
官能リレー小説 - SF

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ワイルド7 16

ジェシーがフタレインを引きずりながらセブンを探している。
「終わったのか?」
「ああ、派手にやったな、キャプテン。」
セブンは山積みになった部下達の上に無傷で陣取っていた。

「こいつらの装備品は俺たちが戴こう…そこそこの額になるだろしな…手頃な銃を見繕って秀人とアニタに持たしてやるかな…」そう言うとセブンは戦利品をどっさりと担いだ「んじゃ、オレは酒場に行って情報収集でもしてくるわ…ジェシーくんはそいつを引き渡したら、船に戻っててくれていいぜ…」「了解、船長さん…では行ってきますよ」ジェシーはすでに冷静を取り戻していた…「ふう…これだけ売ってもまだ足りねえくらいかなあ…やれやれ」セブンも酒場に向かって歩き出した
ジェシーが店に戻ると店の人々…アーライン一家らは一段となって、ジェシーを迎えいれた「いやあ、さっきは疑っちまって悪かったなあ」「いえいえ…私としても、この男を野放しにするのは忍びなかったですから…」「晩飯ぐれえおごらしてくれや…キャプテンさんらも呼んでよぉ」フタレインはすでに忘れられている…「そうそう、こいつを引き渡しに行かないと…ほら!皆さんに詫びなさい!」
「ちっ…すまん、これでいいんだろ!!」
相変わらず悪態をついている
「…まぁいいでしょう、どうせ引き渡すことですし」
半分諦めながらつぶやいた
「そう言やさっきの兄ちゃん商売人なんだろ?それならいい場所教えてやるよ」
「いい場所ですか?」
「あぁ、この街の人間しかしらない穴場の遺跡でね、古代の掘り出し物が良く見つかるんだ」
そのころセブンは戦利品を換金し、酒場に来ていた「そっちは上手くいったの?」普段から腕に付けているモバイルで話している相手はナナシである…「ああ、ジェシーの野郎が一人で張り切ってくれてよ…ノーラの様子はどうだ?」「うん、相変わらず調子が悪いみたいだけど、まあケロッとしてるよ!」「ジェシーは先に帰ると思うから、船の説明でもしといてやれ…オレはシールド出力もうちょっと上げてえから、ちょっくら寄り道してくるわ…」「それなら先に機体反応の見直しをした方が良いんじゃないかなあ?最近6.7秒ほど遅れるんだよね」

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