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モテモテの世界
官能リレー小説 - SF

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モテモテの世界 43

その後は二人で更衣室へ向かい一緒に着替える。
更衣室は男女一緒というのは常識なので、特に問題なく着替えを終える。
そしてプールに出るのだが、僕らはそれを素通りして、エレベータへ向かう。
この間の母娘丼撮影で、施設への貢献度が一定値を超えたとかで、会員ランクが一つ上がり利用可能なサービスが増えたと、先ほどの受付で教えられたからだ。
エレベータで上へ上がり、新たなフロアに足を踏み入る。
目の前には普通に室内プールが広がっていた。
だが下の階とは違い皆堂々とセックスをしている。
そう、この階のプールは水着を着ていればセックスOKのフロアだった。
そしてそんな淫靡な風景に裕子は動揺を隠せない。
「あ、あの、健吾くん?!」
僕はそんな裕子の耳元で囁いた。
「今日は裕子に新しい世界の扉を開いてあげるよ」
「えっ?えっ?」
僕は近くの空いていたリクライニングチェアに裕子を座らせてその上に僕が跨った。
「け、健吾くん?!」
裕子は慌てるが僕はそんな彼女の両手首を掴み押さえつける。
「ちょっと?!健ぐぅっ?!」
彼女の唇を奪う事で強引に黙らせる。そしてそのままディープキスを続けた。裕子はいつしか力が抜けてしまった。
僕は手首を離しても暴れようとしなくなった裕子に対して次なる攻撃を開始する。
僕はかなり布地が小さいビキニに包まれた彼女の胸を両手で掴んだ。
「ひゃああぁっ?!」
水着越しでもシッカリと反応を示したので下も触れてみたらぐちょぐちょだった。
「コッチもすっかり準備万端じゃないか」
僕は水着をズラして巨根を膣口に当てた。
「だ、駄目、こんな、ところでぇっ」
僕は当然無視をして挿入したのだった。

「付き合ってくれてありがとうございました。また、誘ってください。」
数時間後、裕子とプールセックスをして昼ご飯をレストランで食べた後、施設を出て裕子と別れて家に帰ろうとしたら、どこからか、声が聞こえてきた。
「や、やめてください。」
「女の人の声だ。でも、こっちの道は行き止まりだったはず。」
ゆっくり歩いて進んでいくと若い女の人が2人の男に絡まれていて助けようとしたけど、あっさりやられてしまい気絶した。僕はケンカが弱かったのを忘れてた。


しばらくして、目を覚ますと女の人が僕の顔をじっと見ていた。
「大丈夫ですか?助けてくれてありがとうございます。」
「やられたけどね。殴られて、顔痛いし。」
白衣を着てるところを見てると、ナースさんか?
「病院に行く途中に、あの2人に絡まれてしまって。」

(何やってるんですか?!あなたにはその気になれば美咲さんに勝てる程度の力は有るんですよ!そこは颯爽と現れて悪漢をやっつけて惚れられるというのがお約束でしょうが?!その筋肉美の肉体は飾りですか?!)
ミネアからお叱りが来た。
(そうは言ってもまともに喧嘩した事無いんだよ)
(だからと言ってそんな身体でアッサリやられるなんて見かけ倒れにも程が有りますよ!“暴力は駄目だ”とワザとされるがままだったのならまだしも!)
(素人にイキナリ名刀持たせても上手く扱えずに折っちゃうよ)
(ぬう、経験という物を疎かにしてしまいましたか。こんな事なら強キャラの美咲さんにでも鍛えさせるべきでした)
「あのぅ、大丈夫ですか?」
僕が急に黙りだしたのでナースさん(仮)は不安になったようだ。
「は、はい」
(これは反省しなければなりませんね)
(お、おーいミネア?)
そのままミネアからは返事は返ってこなかった。

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