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モテモテの世界
官能リレー小説 - SF

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モテモテの世界 36

昨日セックスしたまどかさんも僕たちを見ていた。
「この水着がいいんじゃないかしら。」
声に気づいて、後ろを見ると美咲の隣に美咲の母親がいた。
「伊藤先生!何でここに?」
「マ、ママ!」
「娘とその彼氏の様子を見に来たのよ。美咲が全然、あなたを家に招待しないから。それに、私もここの会員なのよ。」
そう言って先生は近場の棚を指を差す。
簡易的なビデオ販売の棚だ。
だがそこに並んでいた物を認識して僕は自分の目を疑った。
それは先生主演のAVの数々だった。
そして初出演と書かれたラベルの写真は、どう見ても小学生の頃の物ではないか。
先生…あなたは一体何者なんですか……

「ココの会員という事は、まさか……」
「美咲から此処で初めて結ばれた事は聞いていたから探し出してしっかり確保してあるわ」
「良いんですか?教師である伊藤先生や生徒会長でもある娘さんがそういう事をしても?」
「問題有る?まあ、あなた達は学生なんだから学業を疎かにしないでね」
(いや、娘がAV出演で公開SEXしてんだぞ?!オマケに教師の母親は小学生でAV出演って問題だらけだろうが?!何歳で美咲の姉さんを産んだんだ?見た目は案外若いと思ってたけど、どうやら10代前半すら有り得るぞ?!こんな母親で高校三年まで処女だった美咲はある意味奇跡だな)
僕はツッコミたいのを必死で堪えた。この世界では寧ろ僕の意見が異端な可能性が大だからだ。
「それにしてもあなたって凄いわ、この子を手懐けるなんて。今まで堅物の武闘派で一度も浮いた話を聞いた事が無かったから、空手なんてやらせたのを本気で後悔してたのよ。
それが今や家では母や姉に惚気まくるのよ。それに……」
「まだ何か?」
「あなたって凄い物をお持ちよね。それも1度生で見せてもらいたかったのよね」
「い、いや、わざわざ人に見せる様な物では……」
「そんな事無いでしょう。それに色々聞いてるわよ。実は……」
そう言って伊藤先生は美咲に聞こえない様に僕の耳元で囁いた。
「西本先生からもね」
「?!」
「凄かったらしいわね。口では酷い目に遭ったって言ってたけど、
“目は口ほどに物を言う”って言葉通りに目…というか表情そのものが大興奮してるのがモロばれで熱弁してたわ。アレは完全にあなたの虜になってるわね」
「……」
伊藤先生は僕の耳元から顔を離して美咲の方を向く。
「ねえ、彼を貸してくれない?」
彼女は娘にとんでもない事をのたまった。
「何言ってるのよ?!歳考えてよ?!何歳離れてると思ってるのよ?!」
「歳は余計よ。ケチね」
「あ、あのところでどんな水着を美咲に?」
取り敢えず話題を変えよう。

「もういらないわ!どうせ破けちゃうから裸でやりましょう! 」
美咲は着ているものを全部脱いだ。美咲を落ち着かせるため、美咲を抱きしめて口にキスを何回もした。
「好きだよ美咲。」
「美咲のお母さんとしてもいいだろ?美咲を捨てたりしないからさ。」
抱きしめていると美咲の体の力が抜けていくのが伝わってくる。
「健吾がママとしたいならしてもいいよ。」

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