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モテモテの世界
官能リレー小説 - SF

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モテモテの世界 22

流石にジェットコースター好きの美咲でもジェットコースターを楽しむどころでは無い様だ。
僕は美咲の気持ち良さとコースターの怖さから美咲の胸を掴んだ。
「あああああああぁあああぁぁっっ?!」
それだけで美咲が大絶叫する。しかし美咲がどれだけイったとしても僕を通してのコースターの攻めは止まらない。美咲を始め全乗客を無慈悲に攻め立て様々な悲鳴を出させる。
こうしてコースターが完全停止するまでの僅か数分間で美咲は何度も絶頂するのだった。

コースターが停止してベルトを外されても美咲はグッタリしていた。尤も周りも似た様な光景が広がっている。
しかし美咲の場合は僕が巨根なのでダメージが大きかったのだろう。
僕は美咲をお姫様抱っこして脱衣所に戻る事にした。こういう時には筋力アップが役に立つ。戻る際に幾つかの熱い視線を感じた。コースターを降りてすぐにも関わらず勃たせたままの巨根と平然と美咲をお姫様抱っこしているのに驚いているのだろう。

「さすがに疲れたわ。今日はホテルに泊まりましょう。」
ミネアが美咲に力を与えたのか、少しだけ美咲が元気になった。
「そうだね。」
少し歩くと、ホテルに着いた。
見た目は普通のホテルに見えるけど、何か仕掛けがしてあるのか職員のお姉さんに聞いてみた。
「仕掛け?それはお答えできません。でも、男の人は大丈夫ですよ。」
部屋に入ってからのお楽しみか。カードキーをもらって部屋に案内された。

……うん、これラブホテルだ。
中に入って感じた感想は、まさにラブホテルに通されたと言う感想だった。
風呂場もトイレもスケスケで、各種アダルトグッズも完備。
テーブルの上にはウエルカムドリンクの代わりにマムシドリンクかよ。
そしてクローゼットの中には、コスプレ用衣装がぎっしりだ。
休ませる気が、全く無いホテルだなここ!
「あら、このホテルも室内プール完備してるのね」
机の上にあった案内図に美咲が気付く。
「でも流石に今日はもう無理だわ。
 健吾は……まだ元気そうね、行ってみたら?」
「えっ、美咲、傍に居なくても大丈夫なの?」
「大丈夫よ、それにあなたと居たら、逆に疲れさせられるに決まっているわ」
「いや、そんな事しないよ」
「そこのお風呂で私が身体洗ってても堪えられるの?」
「……無理です。襲っちゃうと思います」
うん、無理だ。
さっき出したけど、まだまだ精力は余裕で残っている。
裸の美咲を前に我慢出来る保証が全然ない。
「でしょ、健吾がプールで遊んでいる間に、私はお風呂済ませてお昼寝してるわ。
 楽しんでらっしゃい」
結果的に美咲に追い出される形となった僕は、美咲に提案されたプールに行く事にした。
でも、あの会社が運営するプールか……
という事はアレもあるのかも……
ちっと期待しながら僕はプールに向かった。

プールに来てみれば案の定と言ったところだ。例によって更衣室には男女共同だし、女性水着も泳ぐ気は無いだろうとしか思えない悩殺系の水着女性がワラワラといる。そもそも水着という表現が不適当と思える物さえチラホラと見受けられる。
取り敢えず一回りしてみようと歩いてみたけどやっぱり凄いな此処は。ウォータースライダーでのポロリも普通に有るし、乳繰りあっているカップルもいる。此処に泳ぐ為に来た人はどれだけいるんだろうか?殆どがプールという場所でヤる為に来てるんだろうな。
本来とは逆に、プールで普通に泳ぐ事の方が恥ずかしいのではと思えてきて、さてどうしたものかと思ってきたら声を掛けられた。
「ねえ、君1人?」
「暇なら、私達と遊ばない?」
年上らしき2人組だ。中々の美人だけど大学生ぐらいだろうか?

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