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モテモテの世界
官能リレー小説 - SF

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モテモテの世界 11

「まあまあ、良いじゃないですか」
「あのねえ優奈。あなたにも不満はあるんだけど」
「でも美咲先輩1人で健吾を独占するのは現実的じゃない事が証明されましたよね」
「……」
「1人じゃ絶対身体が持ちませんよ」
「……はぁ」
溜息を吐く美咲。配分は自分が大半とはいえ3人がかりで負けているのは事実だからだ。武闘派の美咲は体力も女子高生としては破格だろうが、今の僕には敵わない様だ。何しろ僕は今日1日で10発以上をこなしても平然としているのだから。
「全く、健吾にこんなに体力が有るとは思わなかったわよ」
「本当ですよ。随分と身体も締まってますし」
「私も更衣室で見た時は驚いたわ。ある程度は知ってたけどあんなにバッキバキだとは思わなかったわ」
「オマケにアレも凄かったですよ。ネットとかで見たのよりずっと迫力がありました。ちょっと怖かったくらいです」
「そう言えばスタッフ達も驚いてたわね」
「今迄見た中で一番凄かったって声も聞こえましたよ」

やはり僕のモノは他人から見てもかなりの逸物らしい。
「本当に惚れ直しましたよ」
「ま、まあ、流石は私の恋人よね」
「先輩は完全に骨抜きにされましたね」
「しょ、しょうがないでしょう!恋人にあんなに激しく愛されたら当然でしょう?!」
「超武闘派で有名な伊藤美咲生徒会長がこんなになるなんて…流石は健吾ね」
何だか照れ臭い話を両側から聞かされつつも僕はこれからの淫靡な新生活への期待に満ち溢れるのだった。

家に帰ると携帯にメールがとどいた。
「立石まどか?さっきセックスした女性スタッフの人か。そういえば、僕の連絡先教えたんだった。」
今度はプライベートでセックスしてほしいという短い内容だった。
「お帰りなさい。」
「え?だれ?」
僕を出迎えてくれたのは、見たことないとても綺麗なおとなの女性だ。
「私はミネア。あなたをこの世界に導いたものです。私に会いたいと言っていたでしょう?」
「え?ず、随分と早い登場だね?」
「ご不満ですか?」
「そんな事は無いけど、案外あっさり出てきたなあと」
「まあ、とりあえず上がって下さい」
僕達はリビングに行き、向かい合って席に着いた。
「あれ?そう言えば母さんは?」
「 貴方のお父様が海外赴任という事で付いて行き、ご両親は暫く不在という事になっています」
「そ、そうなんだ」
「失礼な言い方ですが、ご両親がいらっしゃると色々と邪魔でしょうから」
「それって僕が女性を連れ込み易くする為に?」
「外泊もしやすくなります。無論、代償として家事などの手間が増えますが」
「まあ、その程度なら。別に存在を抹消されたとかではないなら良いよ。で、君は一体何者なのかな?」

「あなたたちの言葉でいう『女神様』ですよ。」
「め、女神様!」
ほんとかうそかわからないけど、たしかに神々しさを感じているし、美人すぎて今すぐにでも抱きたい気持ちだった。
(ミネアと比べたら、美咲と優奈が子供っぽく思えてきた。)

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