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理想の彼女をつくろう
官能リレー小説 - SF

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理想の彼女をつくろう 10

食事を済ませた俺達は、この温泉街の散策を始めた。すぐに戻っても仕方が無いし、折角の旅行なのだから観光はしないとな。とはいえ大した観光名所が有る訳でも無い。無論、温泉なら幾つも有るのだが、3人で一緒に、となると厳しい。まあ、一緒に入るには混浴になるが他の客もいるから気が進まない。『別々に温泉巡りをするか?』と尋ねたら2人は『一緒じゃなければ意味が無い』との事。
とりあえず当ても無く散歩することにした。30分程歩いたが特に何も無く、小高い山の中腹辺りに辿り着いた。周りを見渡しても車道と草木が生い茂る森しかない。
「何も無いな」
「車道が有りますから遭難の心配は有りませんが、これ以上行っても………」
「確実に何もない。戻る?」
「って言っても、宿にはまだ戻れないぞ」
「かと言って、今から遠くへは行けませんよ」
「時間的に遠出は出来ない」
「まあ、何だ、色々有って昼迄寝ちゃったからなあ」
今朝方迄ヤりまくって起きられなかったからなあ。
「今更言うのもなんだけど2人共大丈夫か。ちょっと…いや、かなり無茶しちゃったけど?」
「そ、そういえば、昨日の栄治さんは一段と激しかったですね」
桃香は思い出して顔を赤くする。
「うん、身体が壊れちゃうかと思った」
「す、すまん」
幸恵の言葉に思わず詫びてしまった。
「いえ。それだけ、私達を愛してくださったという事ですし」
ウットリとして桃香がそう返す。
「ですけど、幸恵さんがいて下さって良かったです。私1人では持ちません」
「流石は栄治。私達2人がかりで、やっと何とかなるケダモノ」
「えっと………すまん」
「別に栄治さんが謝る事は有りませんよ。ただ……」
「ただ?」
桃香が俺に抱き付く。
「私達は栄治さん無しでは生きていけない身体にされてしまったのは事実ですね」
「うん。栄治がいなくなったら気が狂う」
幸恵も桃香に続いた。
「まあ、俺も今更2人のいない生活なんて考えられないな」
俺も両腕でそれぞれを抱き締める。
「ただ、このままだと妊娠しちゃうよな。アレだけしといてなんだけど、まだ早いんだが。勿論、出来たら認知はするけど」
と言うか既に妊娠しててもおかしく無い。
「御心配には及びませんよ。私達はピルを飲んでますから」
「へ?」
「栄治さんの仰る通り、流石にまだ早いですから」
「子供は数年後の楽しみ」
「ええ、いつか栄治さんの子供が欲しいですね」
「だから栄治、遠慮はいらない」
「これからも栄治さんの望む様に私達を可愛がって下さいね」
俺は彼女達の言葉に感激したと同時に性欲が膨れ上がって来てしまった。そして、それを目敏く確認した幸恵に茂みの奥に引っ張り込まれた。
更に幸恵は大胆に脱ぎだした。そして靴と靴下以外を脱ぎ近くの枝に引っ掛ける。
「あ、あの、幸恵さん。流石にこんなところでは……」
桃香は誰かに見られたら大変と焦る。
「旅の恥は掻き捨て」
「で、ですが………」
流石に桃香は戸惑う。
「こんな機会は滅多に無い。嫌なら桃香は見ていればいい。私だけ可愛がってもらうから」
そう言って幸恵は俺に視線を向ける
「栄治」
俺は堪らなくなり幸恵同様に脱いだ。どうせ誰も、来やしない。
「そ、それなら私だって…」

桃香も靴と靴下以外を脱いでいくと、股間が濡れており、
「桃香、我慢しなくても良いんだぞ。」

桃香の股間を舐めてみると、
「え、栄治さん。」
「桃香、狡い。」
「じゃあ、次は幸恵にもしてやるよ。」

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