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理想の彼女をつくろう
官能リレー小説 - SF

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理想の彼女をつくろう 6

暫し話をして徹治は帰って行った。
「何でアイツ等は上手くいかないんだ?」
少なくともオーダーした側にとっては内面に至るまで理想的な存在であるんだから不満は出ないだろうに。
「訳がわからないな」
(今のところ)1対2でも上手くいってる俺からしたら上手くいかない訳が無いと思うんだが。
「本当、何でだろうね?」
徹治が帰るとすぐさま抱き付いてきた幸恵が同調する。
「ボクた、じゃなかった。私達はこんなに上手くいってるのに」
「全くだ」
幸恵は俺に対して腕だけではなく足も使って抱き付いている。というか、しがみ付いている。
幸恵はそれだけでは飽き足らず何度も俺にキスをする。更に舌をも絡ませてくる。当然盛り上がってしまったので幸恵が、
「栄治、またしようよ」
「身体、大丈夫か?」
「うん、でも優しくね」
「分かった」
俺達は、再び燃え上がるのだった。

それからしばらくして、
「ボ・・・私、お出かけしたいよ。」
「幸恵さん、栄治さんは追試があるから遊んでいる場合じゃないんですよ。」
「ごめん、この埋め合わせは必ず・・・」

休憩していると、
「栄治、手紙。」
「冴子からだ。」

冴子は両親と徹治と一緒に三泊四日の旅行に行っており、
「(冴子、徹治と上手くいっているようだな。)」
「いいなあ。今度、私達も温泉旅行に行こうよ」
「そうですね、追試が終わったら3人で行きましょうか」
「まあ、埋め合わせになるなら良いけど。でも、旅費がなあ………」
「その心配は無用です。私達にお任せ下さい」
こうして、3人で温泉旅行に行くことになったのだった。

「やったあ。楽しみだよ私」
そう言って背中に抱き付く幸恵。更に頬をスリスリさせる。勿論背中にはオッパイの感触もある。
「温泉、温泉、温泉」
はしゃいでいる幸恵にはその気は無いのかもしれないが、俺の性欲は刺激されっぱなしだ。
それに、3人で温泉旅行となれば、3人で混浴したり、2人の浴衣姿が拝める(更に風呂上がりの浴衣姿も!)。そして当然、3人で組んず解れつの熱い夜を………いやぁ、楽しみだ。
「ねえ、栄治」
「何だ幸恵?」
「息抜きしようよ」
「は?何だ、いきなり?」
「だって、栄治こんなになってるよ」
そう言って俺の下半身に手を伸ばす幸恵。ソコはしっかりと膨らんでいた。
「栄治のH」
「お前が思いっきり抱き付いてるせいだろうが」
「うん。だから責任取る」
幸恵はそう言って俺を脱がしにかかる。
「ちょっと幸恵さん?!栄治さんはお勉強しないといけないんですよ!」
「このままじゃ、栄治は集中出来ない。栄治もこのままじゃ勉強出来ないでしょ?」
「まあ、辛いといえば辛いかな」
完全に勃起状態で極上の美少女彼女2人を目の前にして勉強に集中しろなど不可能に近い。ある意味拷問だな。
「でも………」
「無理は禁物。一回スッキリしてから再開した方が効率が良いはず」
「ですが………」
「桃香が嫌ならそこで見ていればいい。栄治、私達だけでラブラブしよう」
「お、おい、お………」
俺の制止を唇を重ねる事で止める幸恵。
「い、嫌とは言ってません!」
慌てて桃香も参戦を表明した。
「人間、素直が一番」
「いや、幸恵は素直過ぎるんだが」
「それが、私の良いところ」
「あのなぁ〜」
「栄治さん!」
幸恵に呆れていたら桃香に呼ばれて強引に顔を桃香のほうに向けさせられてキスされた。
「幸恵さんばかりズルイです。私も構ってください」
そう言って再びキスをする桃香。しかも、今度はディープなのを。

………そして、
「次は私」
「次は私です」
「栄治〜」
「栄治さん!」
と、2人は競うように交互に俺と何度も何度もキスをするのだった。

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