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理想の彼女をつくろう
官能リレー小説 - SF

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理想の彼女をつくろう 27

「桃香。今度は私の番」
俺と桃香が落ち着いたところで幸恵が言った。
「あんっ、もうですかぁ?」
「キチンと交互にした方が長く楽しめる」
「わ、分かりました」
名残り惜しそうに桃香が離れる。
「桃香。ちゃんと押さえてよ」
ということで今度は桃香が俺の手首を押さえる。
「ふふっ、次はお姉さんの番だよ。え・い・じ・く・ん」
幸恵は年上設定らしい。
「や、止めろよ」
「だ〜め。私達のオモチャなんだから口答えしないの」
「た、頼む。もう勘弁してくれ」
「でもココはこんなに元気だよ」
元気いっぱいの俺のブツを掴んで、幸恵がそう言った。
「嫌々言っても、身体は正直だね〜」
全くだ(笑)
「じゃあ栄治君を頂きま〜す」
「や、止めろ〜」
こうして、今度は幸恵に犯される俺であった。

気持ち良いけど、余計腰に負担が増すのは勘弁して欲しいので、
桃香と幸恵と話し合って、

「やらない日を設けるのは止むを得ませんね。」
「それよりも栄治、やる日に手を抜いたりしないでね。」
「勿論だとも。」
当然ヤるからには思いっきりヤる!
手を抜く?有り得んな!

ちなみにこの後、
好き合っている若い男女が、3人だけで暮らしている上に、10代後半の男でヤりたい盛りの俺と、普段は兎も角、本性は俺に対してド淫乱の桃香と、欲望に忠実で素直でオープンな幸恵。
3人共、性欲旺盛で、止める存在も無いので、しない日を決めてもヤらずに済む日など殆ど無く、俺の腰に大きな問題が発生する事も生涯無かったのを幸いとして、結局、殆ど毎日と言って良い程に発情して、ヤる事になるのだった。



ある日俺達は、近所の祭りに出かける事になった。3人共、浴衣姿で出かける。そして、当然の行為なんだが、2人はそれぞれ俺と腕を組む……というか抱き締めると言った方が正しいか?
まあ何にせよ、浴衣姿の美少女2人を侍らせてる訳だから目立つ目立つ。となれば、絡まれるのは自然な話だ。しかし、

「おい。てめえ、女侍らせて良い気になってんじゃねえぞ!」
と、俺に対して因縁をつければ、
バキッ!
「ねえ、君達。そんな奴ほっといて僕と遊ぼうよ」
と言って、桃香か幸恵の肩に触れようとすれば
ドカッ!
と、幸恵に即座に叩きのめされる。

幸恵も、触れようとしなければ、ナンパもガン無視するだけなのだが、
しつこく付きまとえば、
「邪魔」
バキッ!
「そんな奴のどこが良いんだ?!」
等の俺への侮辱を聞けば、
「栄治を馬鹿にするな」
ドカッ!
と、やはりぶちのめす。
全身から怒りのオーラを噴出して相手を叩きのめし、
「栄治〜」
と腕を組み直して甘えまくる。
そんな事を何度か繰り返した。
本来なら桃香は暴力反対なのだが、こういう時は何も言わない。寧ろ、
「御苦労様です」
とねぎらう。
俺と共に過ごす楽しい時間を邪魔する者や、俺に対して敵対的行動にでる者には、
『情け容赦は要らない!』
というのは幸恵との共通認識らしい。

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