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理想の彼女をつくろう
官能リレー小説 - SF

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理想の彼女をつくろう 13


「それにしても、幸恵、結構筋肉が発達してきたな。」
「近くの大学にあるトレーニングセンターで鍛えているから。」
「近隣に住んでいる方なら無料で利用できるみたいですよ。」

試しに桃香や幸恵と行ってみると、冴子達に出くわすが、
徹治がしばらく見ない間に背丈が栄治と冴子のちょうど中間にまでなって、
筋肉質とまではいかないまでも、筋肉が発達してきており、

幸恵はトレーニングセンターで度々冴子や徹治と会っているのだが、
冴子達は栄治の彼女だとは知らなかったので、
「栄治の彼女だったとは思わなかったわ。」
「別に隠していた訳じゃないけど。」

冴子達とは初対面である桃香は栄治の腕を握ると、
「え、栄治さん、冴子さんとは・・・」
「幼馴染みだけど、どうかしたのか?」
「桃香、妬いているんだよ。」


「妬いている訳じゃありませんよ。」
「まあ、妬いてくれる程、好かれている訳だから悪い気はしないけど。」
「え、栄治さん。」

更衣室で徹治が栄治に、
「桃香さんの気持ち、僕も分かります。」
「確かにお前もそんな感じだったからな。」

栄治達は下着を脱いでいくと、徹治が栄治の陰茎を見て、
「え、栄治さん・・・大き過ぎじゃないですか。」
「どういう事だよ。」
「下着からはみ出そうになってましたよ。」

すると栄治は、
「確かに勃起するとはみ出るようになってきたけど。」
「着替えを済ませて・・・水着を着けても目立ちますよ。」
「そ、そんなに見るなよ。」

とはいえ目立つのは確かだ。
「仕方ない、今日はプールは止めとこう。この水着じゃ目立ち過ぎる」
例えトレーニング用とはいえ2人の水着姿なんか見たら、絶対に収まらないだろうからな。
「その方が良いですね」
ということでプールは諦めた。急いで携帯で伝えると2人が着替える前に間に合い、プールを止めて俺と合流するとの事。

結局ランニングマシーン等で汗を流し、シャワーを浴びて帰るのだった。


帰り道。
「それにしてもアレが大きくて水着じゃ隠しきれないなんて、英治のは凄い」
「言っておくが、通常サイズなら入るからな」
「まあ、その、初めての頃のより大きくなったとは思ってましたけど」
「哲治に驚かれたよ」
「ところで何で大きくなっちゃったの?」
「ああ、競泳水着だろうけど、2人の水着姿を妄想しちゃったからな」
「納得したよ」
アッサリと納得されるのもどうなんだろうか?
「ところで英治さん。その、冴子さんとは、宜しいのですか?」
桃香は、まだ冴子との関係が気になるらしい。

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