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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 99


「あれ?秀憲君も!?わぁ〜!『偶然』だねぇ?」

「本当ですね。先輩やリーナさんも明日用の水着を買いにですよね?先輩、もし良かったら私たちのも選んでもらえません?」

そこへ、美帆と杏も現われる。
うるうるとした表情で訴えかける杏。秀憲はさすがに恥ずかしいと感じていたが、その魅力故に断れなかった…が
「う、うん。ま、まぁいい――」
秀憲は最後までことばを発せられなかった。自分の背の部分に物凄い威圧感を感じたのだ。
「ひ〜で〜の〜り〜!!!」
のちに秀憲はフィーナに語ったという。「赤い悪魔を見た」と。
「あ、…り、リーナ…さん?」
敬語調で話さなければ命はないと直感した(笑)秀憲であった。
だがリーナは秀憲の腕を取ると美帆達に告げる。
「今日の秀憲は私とのデートなのだから貴女達の水着は貴女達で決めなさい!……秀憲!行きましょう」
そしてリーナは半ば強引に秀憲を引きずり店を出て行った。
その時迷っていて秀憲にどれか一つを選んでもらおうと手に取っていた三種類の水着を結局全て買ってしまった。

「先輩とリーナさん行っちゃいましたよ」
「あんなリーナ姉ちゃん久しぶりに見たよ」
去った二人を半ば呆れて見ていたエミュと杏…
しかし約一人怒りを表に表す人がいた。
「リーナったら…秀憲さんを…」
美帆は今まで見せた事の無い表情で怒っていた。
「美帆姉ぇ…落ち着いて…」
「そうですよ美帆さん…此処は人前だし、それに今日は先輩とリーナさんのデートは判ってたんですし」
リーナの対応に不満があったエミュと杏も怒り爆発寸前の美帆を宥めるのに必死である。
そして宥められた美帆は少しだけ落ち着くと…
「杏さん!エミュちゃん!私達も行くわよ!」
と杏とエミュを連れて秀憲とリーナの後を追った。
その時三人共秀憲に選んでもらおうとしてた水着を結局全部買ったのは言うまでもない。
 
その頃秀憲とリーナは近くの広場にベンチに座ってリーナが落ち着くのを待っていた。
リーナの手には途中で道端で見つけたホットドックみたいな物が入った袋を持っている。
「ねぇ…温かい内に食べませんかリーナ…さん…」
恐る恐る聞いてみる秀憲…
「良いわよ!…はい!」
リーナは無造作にホットドックみたいな物を一つ秀憲に渡すと、もう一つを手に取り豪快に口に頬張った。
その時秀憲はケチャップらしき物がリーナの口に付いたのを見つけると
「リーナ…口に付いているよ」
と言い店から貰った紙ナプキンで拭き取った。

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