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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 60

「やっぱりフィーナちゃんの恥ずかしいことはいっぱいあるけど、一番のファザコンネタは初等部(だいたい日本の小学校にあたる年齢)に上がってもクルスク…あっ、なんとなく分かってると思うけど、死んじゃった私の旦那ね、まぁ彼と一緒にお風呂に入っていた事かなぁ、クルスクったら自分の娘の裸で顔を真っ赤にしてたっけ」


「ひっ…!?」

恥ずかしい過去の暴露によって絶句状態になるフィーナ。
「ほかにもまだあるわよぉ?もしかしたらフィーナちゃんが一番多いかも…」
絶句状態を良いことにユリーナがさらに話を進めていく

「そうそう、お父様のお嫁さんになるって可愛い事を言ってたわね〜それと、よくクルスクと一緒のベットで寝てたわ。」
ユリーナに過去を暴露されたフィーナは目をシドロモドロしていた。
その後ユリーナによるフィーナのファザコン話に盛り上がる。
地球組やリーナが笑顔なのは勿論の事、自分の恥ずかしい話であるはずのフィーナも笑顔になっていた。
やはり恥ずかしいとは言え大好きな父親との思い出に浸って嬉しかったのだ。
そして食卓は話に盛り上がった中ひとりだけ暗い顔して食卓にたたずんでいた。

「どうしたのエミュ?」
「あっ…杏…」

何時もは太陽の様に明るいエミュが俯いていたのだ。
そして杏は気遣う様に声をかけたのだった。
「んっ、エミュねあんまりパパとの思い出ってないなぁ〜って思っちゃったの」
淋しそうに言うエミュ。
「そうね、あなたのお父さんが死んじゃったのはエミュちゃんが生まれてすぐだったからね」
ユリーナも昔を思い出したように遠い目をする。
「でも、でもね!エミュにはお兄ちゃんもいるから大丈夫だよ?」
だがエミュの表情は暗いまま…
そんな状況で場は気まずい雰囲気になる。
そして数秒の沈黙の後、既に食事を終えていた秀憲が立ち上がるとすかさずエミュの側に寄り添うと

「さぁエミュ…一緒に部屋に行こう」
「えっ!」

秀憲はまだ暗い表情のエミュをいきなりお姫様だっこをしたのだ。

「さぁエミュの部屋はどっちだい?」
「う…うん、あっち」

エミュが少し明るく言うと秀憲は指示通りにエミュを連れて行った。

「あっ、秀憲ぃ…待って…」

秀憲の行動を見てリーナも慌てて秀憲の後を追って行った。

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