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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 59

「えっ!?いや、その、って…秀憲もそこでいじけないっ!それはその、その時は牡は要らなかったのであって、あのぉ、今は秀憲は私の中に無くてはならない存在なのっ!!母様もそんな昔の話題を出さないで!」
顔を真っ赤にして叫ぶリーナ。そのあまりにも恥ずかしい内容に一同(ユリーナ除く)も赤くなる。
「たしか、その時はその後お母様がリーナにお灸をすえて、終わったんでしたっけ?」

「ええそうよ。でもその後にまた話し合って、リーナったら男《牡》嫌いで、全然妥協しなくてね。結局は私のほうが折れたのよ。お婿さんの話は無しってね。
でも…今となっては良かったわ。秀君って言う最高のお婿さんが来てくれて。だってあんなに牡が嫌いだったリーナを秀君のオチ○チン無しでは生きられないような体にしちゃったんだもんね?」
するとリーナは顔を真っ赤にしながら言い張る。

「だって秀憲はそこら辺の“牡”とは違う…逞しくてそれでいて優しくて…私に“男”を教えてくれたんだ…」

その言葉にユリーナが一言「父さんみたいじゃない」と言ったのだ。
ユリーナの一言を聞いた地球組は頷くと美帆がポツリと言葉を漏らす。

「擁するにリーナはファザコンなんだ」

それを聞いたリーナは更に真っ赤して言う。

「そんな…だったら姉様の方がもっとファザコンだよ!…だって…」

リーナがそう言い出そうとしたらフィーナがリーナを慌てて押さえ込んだ。
「うふふぅ〜あら?リーナはいったい何を秀憲さんに言うつもりなのかしらぁ?」

一応…一応笑っているのだろう。しかしその笑みは禍々しいほどのにこやかさだ。
リーナの怒りが顔面へのストレートパンチならフィーナのそれはローキックのようにじわじわと、しかし確実に相手をしとめていくようなものである。
「えっ!・ほ、ほらここまで来たら姉さんも暴露しなきゃ…ねぇ?」
「な・に・が、『ねぇ?』なのかしらリーナ?お母様も何か言ってくださいな!」
ユリーナにもリーナをしかってもらおうと話を振るフィーナ。
ちなみに他の面々はフィーナの迫力に黙り込むしかない状態だ。
「そうねぇ…」
ユリーナが考え込む。フィーナはこれで収拾がつくと思っていた…が相手は自分自身をも凌駕する存在の母、ユリーナである。フィーナの読みは浅かった。

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