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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 57

流石にヤバイと思ったのか、体をひく秀憲。
ふと横目を見ると、リーナが物凄い顔で睨んでいた。
「お母さんっ!!いい加減にしてよ!秀憲は私達の物なのっ!秀憲と父様を間違えないで!!父様はもういないんだから!!」
言った後に八ッとした表情になるリーナ。
「リーナっ!ソレは!」
フィーナも慌ててリーナを止める。
そして一同ユリーナの顔を見た。
「…ごめんねリーナちゃん。ちょっとふざけすぎちゃったみたいね。少し秀君があの人に似ていたから懐かしくてね、調子乗っちゃったわ」


その言葉に秀憲たちもフィーナ達の父、ユリーナの夫がもう既にこの世にいない、と分かった。ユリーナの横顔が少し悲しそうだった。

この話題に少し場が暗くなる。


「そうそう!」
突然ユリーナが無理やり話を変えるように声を上げる

「あのね、秀君はこの子達の旦那さんだから特別に教えてあげちゃう!美帆ちゃんと杏ちゃんも知ってたほうがお得よ?」

「何をですか?」
ユリーナの言葉に訝しげな表情の地球組。しかし三姉妹は違った。
「あえっ!?まさかお母様あのことですか!?」
と、いつもは出さないような声を上げるフィーナ。
「ちょっ、ストップストップ!!そのことは秘密で!!」
今にも沸騰しそうなほど赤い顔で両手をぶんぶん振っているリーナ。
「………!!」
黙りこくったままのエミュ。思い当たることが多すぎるようだ。


秀憲はさっきまでの重苦しい空気が払拭されて安心したのと同時にこの三姉妹をココまで慌てさせる『ネタ』とは何なのか?と興味がわいてきた。

隣の二人も興味津々のようだ。

「まず、エミュちゃんね〜お化けとか怖い者が嫌いで小さい頃、一人でオトイレに行く事が出来なかったのよ。今でも恐い話のテレビとか観ないでしょう」
手始めに恥かしい過去を暴露されてしまったのはエミュであった。これは末っ子の定めなのであろう。
「あーだから、エミュちゃんは面白くないとか言って恐いテレビとか観なかったのね・・・」
とっ杏は納得した。

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