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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 124

そう言いながらも嬉しいのだろう、さらにぎゅっと秀憲に抱きついてくる。服越しに、リーナの爆乳が秀憲の腕でぐにゅっと密着しているのが分かった。

「お、おいっ、歩きにくいって」
あまり人前で女性といちゃついたことが無い秀憲は目を背けながらも顔を赤くしている。

「へへっ!な〜に照れてんのよ?いいじゃない、デートなんだから!」
そのまま、二人してくっついたまま、ゆっくりと散策をしていったのだった。

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リーナもご機嫌だった…そう、この時までは…

さてここで時系列を少し戻そう。

場所は先ほど秀憲と美帆が別れた雑踏。
元気を取り戻した美帆は、杏とエミュと共に明日の海に行くときに必要なものを色々買っていた。

このとき買ったもので明日秀憲が散々な目(美味しい目とも言う)に会うのだが、とりあえず置いておく。

因みにライラフォースの買い物の一般的な例として、買い手が特に何も言わなければ買った品物はそのまま自宅に送られる。
本人が家に着いたときにはもう既に家に商品があるのだ。おかげで荷物にならない買い物が出来る。

もちろんリーナのように自分で持ち帰ってくることも出来るが。


閑話休題


そこで問題が起きた。やはりそこは地球とは桁外れの広さをもつストアーなのである。

なんと、美帆がエミュたちとはぐれて迷子になってしまったのだ。


探せど探せど見つからず、途方にくれてしまった美帆。勿論エミュ達はエミュ達で美帆を探していたのだが見つからなかった。

勿論この星にも個人通信用のデバイスはあったのだが、エディーネでは使う必要性がほとんど無かったためみんな持ち歩いていなかったのだ。

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「ねぇ、エミュちゃん。美帆さんどうしよう?もしかしてこのまま一人ぼっちで…」

悲壮感溢れる表情をする杏。しかしエミュの方はそれ程思い悩んではいなかった。

「大丈夫だよ!美帆ちゃんはもう登録されてるからセキュリティーサービスの人のとこに行けばすぐ家に帰ってこられるよ。エミュもね、昔迷子になっちゃったことがあったけどすぐに帰って来れたもん!」

エミュの説明だけでは分かりにくいので補足しておく。

ライラフォースでは全ての国民に網膜、指紋、DNAの国への登録が義務づけられている。
それによりクレジット代わりにしたり、個人特定を行ったりする。美帆も第一種奴隷、そして秀憲の妻となったことによってこれが登録されている。(勿論秀憲や杏も)

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