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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 123


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「……」「……なんか…」

「んっ?秀憲どうしたの?」

「いや、さっきにジーサン凄かったなぁっておもってね」

背後関係をズバリと当てたあたりが常人(龍?)ではない。
「ケルンは凄いからね。リヴァイアサンは昔のライラフォースの海の支配者だったんだって。ほら、地球で言うところのワタツミノカミ?」

これまたマニアックなところを突いてきたリーナ。恐らく『日本』に合わせてくれたのだろう。

詳しいことは省くが、古事記や古代日本神話などに出てくる海の神のことである。

「…あ〜、要はポセイドン?」

秀憲のような現代人にとってはポセイドンの方が海の神としては自然だ。
「まぁそうね。でも最近色々あったせいで疲れちゃったんだってさ。」

「色々」が何か知りたかったが、とりあえず言葉には出さなかった。

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「…ところでさ、ここって水族館に入るときに見えた空中庭園だよね?広すぎじゃない?」


今までの会話では分からないだろうが、リーナと秀憲は水族館の屋上(?)に併設されている空中庭園を散歩していた。

「えっ?当たり前じゃない。ま、高すぎて遠近間隔が良くわかんなかったんじゃない?」

因みにただいま上空(?)800mの高さである。

水族館自体の建物がだいたい5000×5000×700(m)ほどの大きさであり、その上に段構造の空中庭園がさらに500mほどの高さまで連なっている。

間違いなく地球ではあと100年はしないとお目見えしない建物であろう。
「だろうな。それにこの景色は地球の高層ビル群の最上階でも観れない光景だよ。それと少し風が冷たいな。でも、心地良い風だな。」
絶景を見ながら乳族の科学力の偉大さに感慨に浸っている秀憲であった。
「この冷たい風も空中庭園の魅力の一つなのよ。恋人同士がこうする為よ。」
そう言うと、さり気無く秀憲に抱きしめるリーナであった。
「うん、リーナの体は暖かいな。」
秀憲に温かいと褒められたリーナ顔を紅潮した。
「もう、秀憲ったら恥かしい事を言わないでよ。」

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