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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 122

秀憲は100年も水族館で隠居生活してると聞いて驚いた。
「へえ〜スゴイですね。でも、何で水族館で隠居生活なんかしてるのですか?」

秀憲が尋ねるとケルンは語った。
「年を食うと、冷たい海の暮らしは厳しいからのう。それに水族館だと食事は困らないし、海には無い刺激と出会えるからじゃ。」
「刺激ってなんです?」
とりあえず聞いてみる。

「いやぁ、なに、ココで毎日過ごしておると大海原では出会えないような奴に会えるからの。ほれ!リーナみたいにな。おい、牡よ!こやつは性格はきついかも知れぬが、芯はお前さんにベタ惚れじゃ!それに、この乳族の社会でも五本指には入る顔と乳じゃぞい?手放すんじゃないぞ?」

なぜか初対面のリヴァイアサンに説教されている秀憲であった。
「な、何言ってるのよっ!?なんでケルンにそんなのが分かるのさっ!!」

リーナが妙に焦って声を荒げる。まぁ、自分でも図星であることに気づいているのであろう。

「ほっほっほっ!年の功じゃよ、年の功。まぁなに、どうせお前さんたち三姉妹は仲が良いし、好みも似ておるからその牡を全員して婿にしておるのじゃろ?」

笑い飛ばすリヴァイアサン:ケルン。

「しかもその牡には他にも牝がいると見える。どうじゃな?」

どうやってか知らないが、秀憲たちの現在の状況をぴたりと当ててしまった。
「あ〜、ケルン…さん?いや、当たってるんだけど…牡ってやめてもらえません?俺は高木秀憲っていうんで」

「おぉっ!こりゃ失礼失礼!いや、しかし秀憲よ!お前さんはよい生活を送っておるようじゃな?どうじゃハーレムは?」

笑いながら秀憲を見てくる。その風貌はたくましいリヴァイアサンであるが、話している内容はただのエロ爺さんであった…
何かいおうとしてリーナが口を開きかける、がケルンがそれを制した。


「いやいや、皆まで言うな!わしには分かるぞ?今度来るときはお前さん等の子供も見たいのぉ!」

「こ、子供っ!?」
瞬間湯沸かし器のようにリーナが真っ赤になる。

「ち、ち、ちょ、ちょっ!ちょっとぉっ!!け、ケルンッ!!」

巨大水槽をガンガン殴るリーナ。勿論効果などない。

「おぉ、恐いのぉ!それではそろそろわしはお暇しようかのぉ、飯なもんでな。じゃ、リーナも牡も元気にしておれよぉ?」

そのまま豪快に笑いながら水槽の奥に消えていった…

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