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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 116

感嘆する秀憲にリーナが光輝鯨を説明する。
「あれはね、光輝鯨っていう鯨よ。ライラファースで棲息する鯨だけどね。天然記念物に指定されてここの水族館しか見れないのよ。」

説明の映し出されている立体映像によれば、乳族のライラフォースへの入植時からの乱獲で数の激減した種であるようだ。青白く光る巨大な鯨はある種の感動を与えるほどであろう。
「あんなに大きくても瞳はかわいいのよ?けっこうつぶらね」

大人の光輝鯨に子供の光輝鯨が擦り寄っている。水槽を通して鯨独特の低い声が聞こえた。ミルクをねだっているのだろうか?

「ああ。確かにかわいいかも…」
「でしょでしょ?私もさ、母様に『鯨飼って』って言ったのよ昔。そしたらあんなに大きいの誰が面倒見るの!って怒られちゃった。」


「いや、流石にそれは無謀だろ?」

リーナの話に少々あきれる秀憲。財力があるので飼う事はできるだろうが、犬や猫を飼うのとはわけが違う。

「分かってるわよ。昔の思い出!今、思っているわけ無いでしょうが!」


「はっはっは〜解ってるって、むきに成るなよ。」
ムッとしたリーナを軽く宥める秀憲であった。
これに対してリーナはもう、バカ知らないと小声で呟いた。
「むくれるなよ、なあ〜あのキラキラ光っているヒトデは何か教えてよ。」
秀憲は光輝鯨の水槽の近くにある小さな水槽にいるキラキラと宝石の様に輝いているヒトデを尋ねてきた。

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