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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 115


テンションの妙に高いリーナに引っ張られて秀憲が着いた先は『空中水族館・空中庭園』と書かれている(勿論ライラファースの文字で)所だった。その建物の外見は、まるで地球のケネディー宇宙センターのスペースシャトル組立工場と似たような、しかしそれよりも何十倍も巨大な箱型をしている。

そしてその上のほうにまるで棚田ものように段々としたものが見える。


(こりゃマジでラピ○タかよ…ハ○ルも少し入ってるか…)

あまりにも巨大かつ威厳溢れる建物に少しビビッてしまった秀憲であった。
その中はさらに物凄かった。地球で考えられるレベルをゆうに凌駕していた。

巨大な内部空間に浮かぶ、幾千もあるこれまた大きな透明の箱。それら一つ一つが水槽になっていて、魚(?)が泳いでいるのだ。

天空の城ラピ○タを想像してもらいたい。
あの城の中枢部のように四角いものが浮いているのだ。

その空中回廊のなかをこれまた透明の通路の上を人々は歩いている。

あまりのスケールの違いに秀憲はめまいがした。
「す、凄い…これは…」

ふと秀憲が近くの一つの水槽に目を移す。

まるで水がそのまま立方体に切り取られ、浮かべられているかのような程の透明度を誇るガラス。遠くから見たら小さめに見えた浮遊水槽もまじかでみると一辺が20m程もあった。これでも小さいほうのレベルだ。大きいものは一辺150mを超える。

「凄いでしょ?ここが私達乳族自慢の空中水族館!大きいでしょう?ほら、あのでっかい水槽見て?」

リーナが一つの水槽を指差す。
浮遊している水槽の中でも一際巨大な水槽の中で光輝鯨という大きな鯨が泳いでいた。

「はぁ〜、凄っ!あんな綺麗な鯨がいたなんて…」

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