処女搾乳物語〜their daily life〜 113
ガチャッ!!
いきなり二人が行為に耽っている所から近くのビルのドアが開いた。
『ゴミ捨てといてよ!』
『ハイ分かりましたぁ!』
氷のごとく固まる秀憲とリーナ。なんとかその体勢(挿入寸前の密着状態)のままズリズリと死角へと移動する。しかしこっちに来られてはおしまいな状況に変わりは無い。
『今日、再生飼料の日だから複製たんぱく質は捨てちゃ駄目だからね?』
『分かってますって!回収時刻は今日の2時ですよね?』
そう言いながら、パタパタと少々小走りで二人の元に近づいてくる足音。
(どうする!?どうするよ秀憲!?)
ここでの秀憲の選択肢は三つ。
1、そのまま静かにやりすごす。
2、声からして、女性(この星はほとんど女性だが)だからそのまま犯して黙らせる。
3、無視してこのままリーナとS○Xする。
(いやいや!1以外にまともな選択しないじゃん!?あぁ〜興奮しすぎてた…ちょっと自己嫌悪!)
リーナを抱きかかえたままガクッとうなだれる秀憲。
一方のリーナも少々頭が冷えてきていた。
(う〜!なんでこんな目に会わなきゃいけないのよ!!それもこれも秀憲がスケベなのがいけないんだから!!)
少々考えているベクトルが違うが…(汗
リーナは少し秀憲を睨むと、秀憲は宥める必要があると実感し小声で話し掛けてきた。
『リーナ、そんなに睨まないでよ〜俺が軽率だったよ。少し我慢してくれ。そうすれば多分大丈夫だと…思うから、あ…後で何でもしてやるから。』
秀憲が懇願するとリーナはふぅ〜仕方ないわねと少し呆れた声であったが少し喜んでいた。ちなみにもちろん小声である。
『よいしょっと!』
ちょうど秀憲たちが死角になる場所にどさっと何かを置く見習い乳族(仮)。距離にして約3m。ちょうどさっきまでふたりで「よろしく」やっていた場所である。
『ふぅ〜っと!重かった!』
ふと、見習い乳族(仮)が下を見ると大量の白いもの…ミルクが零れているのに気がついた。
『…あれ?何この白いの…ミルク?しかも滅茶苦茶上質の香り…なんでこんなとこに零れてるのかしら?』
立ち止まってあたりをキョロキョロ見回す。
二人の頭に最悪の瞬間が映し出される(笑)