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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 108

「安心して秀憲くん、仇は取って上げたわ。」
そう言うと秀憲に抱き付く美帆であった。
「ちょっと、仇って何よ。まるで私が秀憲を虐めたみたいな言い草じゃないよ。」
美帆の勝手な言い分に腹を立てるリーナであった。



(まぁ、リーナにボコボコにされたのは事実だけどね(汗)…って!!)

「なんで美帆はここにいるの!?」

今更のように気づいた秀憲。というか、声を聞いた時点で気づくべきであったと思うが…(汗

「えっ!?えぇ、まぁ…そのぉ…ねえ?」

しどろもどろで弁解をしようとする美帆だが、流石に「後を付けて見張ってました」等と言える筈も無く、言葉に詰まってしまう。





「そういえば…美帆ぉ?」

秀憲の背後で何か熱いオーラが立ち上る

振り返った秀憲の目に、パネルに突っ伏していたリーナが「ゆらり」と立ち上がったのが見えた。

「ひっ!?リ、リーナ?…その…なんだ?とりあえず落ち着け!」

修羅場(笑)になることを予期した秀憲が何とかリーナを押さえようとする。

「美帆ぉ…なんでさっきから私たちの後ろ…着いて来るのよぉ!!」

徐々にボルテージが上がってきているのだろう。髪が逆立っているように…見える(たぶん)


「な、なによ!私たちの行くとこに秀憲くんとリーナが行ってるだけじゃない!!」

美帆の方も段々と熱くなっていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

気がつくと、ゲームセンター内の人たちが皆二人を見ていた。

「まずいっ!ちょっ!リーナ!早く次…そうだ!水族館行こっ!水族館!じゃっ!美帆悪いっ!またね!」

漫画のようにリーナの腕を掴んで「ピューッ!」と走り去る秀憲であった。(笑
「えっ…秀憲…くん…?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一人、残された美帆。ゲーセン内は元の喧騒に戻ってる。

美帆は喧騒の中、今日の自分の行為を後悔していた。

(何…やってるんだろ私…リーナに嫉妬しちゃって…秀憲君が差別なんかするわけ無いのに…秀憲君に嫌な妻って思われちゃったかなぁ…もう、やめよ)


一人とぼとぼエミュと杏の所に戻る美帆だった。

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