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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 105


「お、おい!リーナ!キャラ作ったのはいいけど、どうやって操作するんだよ?」
操作パネルにはキャラのHPや状態が示されているだけで、所謂コントローラーなる物は見当たらない。唯一それらしき物といえるのは、二つの半球状のでっぱりだけだ。
「ん?あっ、そっか!そういえば秀憲はやったことないんだっけ?」

ゴメンゴメンと言いながら操作の説明をする。
その説明を要約すると…

・基本的には思念操作式である。
・半球状のパネルについたものを通じて操作する。
・頭で考えた事がキャラに反映される。

といった感じである。

「と、言う訳よ!じゃ行くわよぉぉ〜!!」

「いや、ちょっ!?待てぇぇ!」

秀憲の叫びむなしく、無情にも、戦いのゴングが鳴る…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『you're lost!!』

秀憲2が空中を吹っ飛び、そのまま重力の法則にしたがって(笑)地面へと接触。全てのGが秀憲2へと移り、HPがみるみるうちに減っていった。

秀憲側のディスプレイにでかでかと敗北の二文字(日本語じゃないけど(笑))が浮かび上がる。

「…む゛ぅぅ!!!」

「いえぇぇいっ!!私の勝ちぃ〜!!」

勝利宣言の雄たけびを上げるリーナ。

「おいっ!待てぃ!!ズルイだろ!?初心者にそりゃないだろっ!!」


秀憲の訴えに対してリーナは聞く耳を持っていなかった。さらに追い討ちを掛けるのであった
「何を言ってるの。勝負は何が何でも勝てば許されるのよ。それにゲームの情報を仕入れない秀憲が悪いのよ。」


「こういう我儘なゲーマーっているんだよな。そういえば、エミュちゃんが言ってたなリーナちゃんはゲームやると人が変わるって。」
リーナの無茶苦茶な言い方に秀憲は呆れてしまった。

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