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処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life〜 103

そんな秀憲の心の声が聞こえたり、聞こえなかったり…(笑)


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しっかり、盗聴器から話を聞いている菊水作戦実行中の面々…なのだが…


「う、うぅっ!エミュちゃぁ〜んっ!乳族もそんな大変な歴史を持ってたんだね、うぅっ!辛かったんだねぇ、ぐすん」

大泣きの杏。どうやらこの手の話には大変弱いようである。

「ほらぁ、杏ちゃんも涙拭いてぇ。お兄ちゃん達行っちゃうよぉ?」

エミュもタジタジだ。


「そうそう、早くしないとどこか行っちゃうよ!ほら杏っ!」

美帆が杏を促し、またもとの尾行に戻る。

・・・・・・・・・・・・

「そう言えば、さっきゲーセンとか言ってたけど、エミュちゃんそれってどんな所?」

美帆がエミュに聞く。確かに『ゲーセン』とは言っていたがまさか地球のゲーセンと同じはずはないだろう。
「多分あそこだよ。あそこはリーナちゃんのお気に入りだからね。でも、あそこは煩いしから、止めた方が良いよ。私はゲームって下手だし苦手だから止めようよ。」
エミュは苦い顔で美帆と杏に答えた。
「う〜ん…でもそうすると見失ってしまいますねぇ…私もそんなにゲームセンターは好きじゃないけど…」

杏も体育会系故、地球では部活に精を出していたので、あまりそういったものに縁がないのだろう。

「確かに…ねぇ。エミュちゃんたちにはちょっとキツイかな。」

思案顔の美帆。
「ん〜じゃあ、二人はここらでなんか食べてまってていいよ!私が偵察してくるから!」
美帆はそう言ってゲーセンの方に走っていってしまう。



「…行っちゃったね…美帆さん」

「美帆ちゃん必死だからねぇ…リーナちゃんとも仲悪いしぃ」

エミュはそう言うが、実のところは、別に二人とも仲が悪いわけではなく、逆に性格が似ているからこその、ライバルであるといえる。

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