処女搾乳物語〜their daily life〜 101
どうやら次に行くところを決めているようだ。それにしてもゲーセン…なにやらデートっぽくない(そうでもないか?)所である。まぁリーナの性格には合ってそうだが…
「じゃ、ゲーセンで決まりっ!早く行こっ!」
秀憲の腕をグイグイと引っ張っていくリーナ。
「お、おいっ!ちゃんと前見てあるけっ…危なっ!!」
ドンッ!!
「きゃっ!?」
「にゃっ!?」
リーナは歩いてきた乳族にぶつかってしまった。秀憲がリーナを引き起こす。
「あ〜あ、言わんこっちゃない。そっちの人大丈夫ですか?」
「にゃはは、ごめんなさいです。こっちもよく見てなかったから…大丈夫で―って、御姉様!?」
起き上がったかと思うと、いきなり素っ頓狂な声を上げる乳族。どうやらリーナの事をいってるようだ。
(御姉様…か。リーナの肌には合いそうもない呼び方だよなぁ。どっちかって言うとフィーナさんのほうだな)
「お…御姉様…逢いたかったですぅ!!」
すると乳族の少女は突然リーナに抱き着いて来た。
「もうリリーたら…一ヶ月離れた位で…」
「いいえ!御姉様と離れてた一ヶ月の間どれだけ寂しかったか…」
「だからって…」
リーナもリリーと名乗る少女と認識があり、しかも少々苦手としていた。
そしてリリーは秀憲に気付くと少し睨む様に見詰めると自己紹介を始める。
「初めまして…私は…御姉様の学校の後輩のリリー=シェドナーですぅ…貴方が御姉様の旦那さんになった奴隷ですねぇ…よろしくお願いたしますぅ…」
「こちらこそ高木秀憲ですよろしくお願いします…」
秀憲も挨拶していると自分の足元に地球でいうインシュリン注射みたいな薬が転がっていた。
秀憲は「これは…」と言いながら拾い上げるとリリーは素早くそれを取り上げる。
「あっ…ごめんなさいですぅ…」
「い…いえ別にこちらこそ…ところで一つ質問しても良いかな?」
「はい!」
「リリーちゃんは身体がどこか悪いの?」
「いいえ…私はチェリド族なんで」
「えっチェリド族って?」
そう秀憲とリリーが話し合うとリーナが話に割って入る。
「ええ…同じ乳族でも大きく分けて私達と同じで8割を占めるミルンとリリーと同じで2割程のチェリドに別れるの」
そう言うとリーナとリリーはちょっとした乳族学を語り始めた。
それによると家畜・性奴隷用として人工的に進化させられた乳族はその過程で美しさと長寿に繋がる高い身体能力の身につけた。
しかし代わりにガラスの様な繊細で脆い女性器になってしまい男性器に薬等を仕込まないとS〇Xが出来ない身体になってしまった。
そこで当時の文明は外見上は美しく尚且つ普通にS〇Xが出来る新たな乳族を創造させたのだ。