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宇宙戦艦
官能リレー小説 - SF

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宇宙戦艦 3



地球では数少なくなった医者の為か、それともこの艦内の女は、ミーナにとリリナだけの為か、2人には専用の個室が宛てがわれていた。
それは男性隊員たち誰もが相部屋であるのに対し、特別待遇ではないかとミーナは不思議に思っていた。
確かにプライベートな個人の空間があるのはありがたかったが、ミーナにとっては母親であるリリナと相部屋でも構わないとも思っていたのだ。

「ママは1人になりたい理由があるのかしら?
 それとも個室で誰かとおしゃべりでもしているのかしら?」

世間知らずのこの時ミーナは、何も分かってはいなかった。

今日は患者もいなく、ミーナは部屋でテレビを見ていた。戦艦の中は広く、いろんな店が開店している。
映画館や洋服店、公園や本屋、コンビニなどがある。
ミーナ(暇だからショピングにでも行ってこようかな)
部屋を出ると偶然、真田さんと会ってしまい頭の中が真っ白になった。
ミーナ「あ、あの。えっと。」
真田「どうした、ミーナ?」
真田は口籠るミーナを不思議そうに眺めた。
ミーナは真田と目を合わすことが出来なかった。
視線は自然と落ち、それは真田の股間で止まってしまう。
リリナから聞いた身体チェックの話しが、ミーナの頭の中から消えてはいなかったのだ。

真田「良かったら映画でも見に行かないか?今日は俺、休暇なんだ。」
真田に誘われてミーナの顔がいっきに赤くなった。
ミーナ「は、はい!!行きます。!!」
ミーナは真田と映画を見ることにした。

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