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宇宙戦艦
官能リレー小説 - SF

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宇宙戦艦 2

30××年、
私たちはまさか、ほんとに国が宇宙戦艦を作っているなんて思っていませんでした。
ガン○ムのホワイ○ベースとか、宇宙戦艦ヤ○トはテレビの中の話だけだと思っていたので。

それでもそれは現実だった。
地球を侵略するその敵を滅ぼしてこそ、探し求める新天地にも移住できるのだということは、ミーナも、リリナも、そしてこの戦艦の乗組員全員が分かっていることだった。

リリナ「やはり、戦闘班長である真田君にがんばってもらうしか無いはね・・」
ミーナ「何か、真田君の力になれることないかしら?・・」
リリナ「それはあるんじゃない?。真田君は戦闘班長といってもまだ若いは、生活面ではいろいろと不自由な思いしているんじゃなくて?」

確かに食事こそは炊事班により用意されるが、ルーム内の掃除や衣服の洗濯は各個人で行なわなければならなかった。
しかも、狭い空間内での菌の繁殖を防ぐ目的において、その監理体勢は軍並みに厳しいものだった。

ミーナ「やっぱ、真田君も掃除洗濯してるんだよな〜」
リリナ「それは当然よ。アトランティス号では水虫菌が変貌して、死者まで出したんですもの。」
ミーナ「宇宙って怖ぁ〜いぃ。指の間1本1本までちゃんと綺麗綺麗にしとかなくちゃなんだぁ〜」
リリナ「そうよ。だから医者である私たちが、月に1っ回身体の隅々までチェックするんじゃない。」
ミーナ「チェック?」
リリナ「やだミーナ、知らなかったの?全乗組員の身体に菌が繁殖していないか調べるのは大切な仕事よ。」
ミーナ「え?ってことは真田君の身体も調べるの?」
リリナ「もちろん、素っポンポンになってもらって、隅々まで調べることになるはね。」
ミーナ「やぁだぁ〜」

ミーナは今まで考えもしなかった真田の一糸纏わぬ裸を思い浮かべ、顔を赤らめた。

ミーナはママに聞いた。
「ママはどうなの?好きな人はいないの?」
数年前、パパは病気で死んでママは未亡人だった。
リリナ「ふふ。秘密よ。ミーナがもう少し大人になったら教えてあげる。さ。今日はもう寝ましょ。おやすみ。」
ママはそう言って自分の部屋に帰りました。

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