PiPi's World 投稿小説

触蟲蝕物 〜陵辱の惑星侵略〜
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 4
 6
の最後へ

触蟲蝕物 〜陵辱の惑星侵略〜 6

「海華。ここにいたのか。」
俺が考えを巡らせていると大学の先生らしい男が彼女に声をかけた。
「あ。ご、ごめんなさい。幸文。」
どうやら彼女の元カレらしい。俺の女になったあとでも関係は続いているらしい。
小さなやわらかい感触が手にふれた。そちらのほうをみると秋妃がそっと抱き着いているのがみえた
彼女もなかなかの知略が働くらしい。ここに来る前に声をかけておいたのだろう
2人が見えなくなったところで俺は秋妃を後ろから抱きしめた。
少しかがめるとロングの髪のにおいをかいだ。
「こら。いたずらさんだなあ。」
「あん。だってあの人いたら。絶対本番なんてさせてくれないもん。」
少し媚びた表情で俺の顔をみあげながら言った。
「体操服に短パン姿か。もう少し服装を女の子らしくしたほうがいいんじゃないか?」
彼女の体操服の上から少女の熱が伝わってくる。
本能がはやくその中身を触れることを要求している。
「私だって、ほかの服がいいよ。でも、あまり服装気にしていると親にばれるし、それにこの服はお兄ちゃんと初めてした時のだから。」
そういわれて初めて気がついた。
確かに彼女との交わりは体操服だった。

あの日はちょうど2月ほど前のことになる。
その日は季節外れの寒波が和らいで、久しぶりの日差しの日だった。
その若くみなぎる身体を持て余し、先生の監視のなかで公園に出かけていた。
秋妃は久しぶりの外の空気に胸をはずませていた。
外には太陽があり、緑があり、そして、手つかずの非常食があるはずだった。
しかし、先生が彼女たちをつれていったのは触蟲の手下のところだった
シェルターといっても資源が無限にあるわけではないのだ。
そこでシェルターの住民が相談して、手頃な少女をいけにえに選ぶのだった。
恐怖で動けない秋妃の足をからめとり、ゆっくりと彼女の股間に這い上がってきた。

先生は大量の食糧と液体燃料を受け取ると彼女たちの視線をあわせないようにトラックで走り去っていった。
先生の最後の言葉はさらに彼女を絶望させた。
「君の家族が選んだんだ。足手まといを連れてのこの生活に疲れたんだよ。ちゃんとこの資源は家族にとどけるから。ね。僕を恨まないでね。」

トラックが地平線に消えたとき、蟲は最初の射精を彼女の恥部に解き放っていた。

以上が彼女から聞いたことの顛末だ。だから彼女には俺以外頼るものはいない。
俺は資源を自分たちのシェルターに移動させながら暮らし、1月程この蟲の巣で激しく愛し合った。


SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す