PiPi's World 投稿小説

触蟲蝕物 〜陵辱の惑星侵略〜
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 1
 3
の最後へ

触蟲蝕物 〜陵辱の惑星侵略〜 3

こらだけの女とセックスを繰り返したと言うのに、バルクと融合したペニスは未だ勃起を維持していた。

「ところでコレ、元に戻らないのか?」

いつまでも立ちっぱなしというのは、大変困る。
日常生活もままならなくなってしまう。

「そうだな、もういいだろう。元に戻すぞ、全身の力を抜くイメージをするんだ」

言われた通り、深呼吸をし身体の力を抜く
鳥肌が引くような何とも言えない感覚で、肌の色が戻り、何時まで硬くなっていたペニスも見慣れた姿に戻った
そして、胸現れたクリスタルは4分の1ほどの大きさになり、体内に消え痣となった


「良かった、元に戻った」

とりあえず安堵する

「そっちも片付いたみたいね」

そこへ双葉が帰って来た

「バルク、その身体はどう?使えそう」
「適合力は十分あるな、こいつなら新たな仲間にしても問題ないだろう」

双葉とバルクが、何やら勝手に話しを、進めている
しかも、バルクは人の身体の中から勝手に喋っている

「ちょっと待ってくれ、何の話しをしているんだ、いい加減説明してくれ、
それと他に生き残った奴は居ないのか、そこの女達もどうすればいいんだ」

「心配はいらないわ……ようやく介入してくれるわ」
「全く、連邦は介入が遅いから原生種の壊滅を繰り返す」
「はい?」
上を見上げると巨大な宇宙戦艦が出現する……SFに出てくるようなスタイルだ。
「銀河連邦惑星原生種保護保安官、それが役職だ」
「おい……まさか」
「バルクも元は貴方同様人間だったけど星間マフィアに蟲の遺伝子を組み込まれたの……普通は自我は消滅するんだけど稀に彼の様に自我が残る事があるわ」
「せいかんまふぃあ?」
「地球人の感覚で言えば薬やら女を得る為に違法に原生種が居る星にこれをばら撒くのよ……ここは辺境でしかも汚染が進んでいるからノーマークだったからね」
「……」
「私は双葉さんの身体と共存しているのよ、ただ……戦っている時は寝ているけどね」
「つまり二人はその保安官なのか?」
「そう……ただ未確認惑星の場合はその星の原生種は大丈夫でも私達にとって危険なウィルスや細菌もあるから普通の保安官の介入には時間がかかるの」
「それじゃ、パッパッと蟲達駆除して平和になるんだな!やったー!!」
「無理よ」
希望を味わう暇もなく即否定された。
「なんで!あんたらが助けてくれるんじゃ無いのか?」
「まあ、お約束と言うかなんと言うか、私達は文明レベルが一定値に達して、
自力で他文明に接触出来るレベルに達しない限り、大々的に現地人に協力することは出来ないわ」
と、双葉が説明する。
「今の地球に出来る事は数名の保安官の派遣と限定的技術提供、密輸をさせない為の惑星封鎖だけね。
幸いこの星の軍事力でも、奴らの駆除は可能だし、増援の心配はないから、気長に巣を一つづつ潰して行けば、十年もあれば完全駆除できるはずよ」
「なんだよそれ…」
あまりに他人事のような説明に愕然とする。
「基本、自分達の星の事は自分達で
何とかする、それが宇宙の常識なのよ」
「さて、説明も済んだ事だ、そろそろそこの女達を、安全な所に運ぶべきではないかね」
バルクが口を挟み話題を変える。
「そうだ、他に生き残りは居ないのか?」
宇宙人共が手を貸してくれない以上、これだけの人数を運ぶのはとても苦労するだろう。
「何人かは地上に逃げるのを確認したわ、でももう近くには居ないと思うわよ」
「そ、そうだよな…命かながら逃げたのに、わざわざ蟲が蠢く地下戻ってくる物好きは居ないか。
ましてや倒した事すら知らないもんな…」
落胆する俺にバルクが語りかける。
「俺の力を使え、この程度の人数なら容易く運べるぞ、ついでに力の使い方の練習もするとしよう」
「そうね、彼女達を抱えたら、そこの穴から外に出ましょう」
双葉は未だ上空に宇宙船の見える穴を指差した。
「では、まずわしの力を借りるイメージをするんだ。
胸のクリスタルから全身に力が渡るイメージを」
「こ、こうか?」
先ほどの姿を思い浮かべながら、力の流れをイメージする。
すると、肌や筋肉に変化が始まる。
「ぐぅっ…!」
軽い全身筋肉痛のような痛みが走る。
痛みが取れた時、俺はまたあの姿になっていた。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す