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処女搾乳物語
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語 32

「わ、私もここの部屋を使ってくれっていわれまして…」
「フィーナさんに?えっと・・・同じ部屋なの?」
先ほどの大喧嘩が後を引いているのだろう、二人とも会話がぎこちない。
(まさか、楽しんでくださいって、そういうことなんですかフィーナさん!?いやっ、てかまずいだろ!!)
頭の中で叫ぶ秀憲。ちなみに隠してはいるが、肉棒はリーナにお預けされた状態のままである。
「いやぁ〜どうしようか?とりあえず、フィーナさんの所へ聞いてくるよ、じゃ!」
平静を装いながら、部屋から出ようとする秀憲。
しかし、その手を美帆がつかんだ。
「待って!行かないで!」
思わずとまってしまった秀憲に後ろから美帆がしがみつく。
「高嶺・・・さん?」
「・・・・・ごめんなさい、」
「えっ!?」
「高木君・・・ごめんなさい、さっきは・・・私、すごいひどい事言ってた・・・本当に、うっ、うっ・・・」

「高嶺さん・・・・」
背中にしがみついている美帆の顔を秀憲からは見ることはできない。しかし美帆は泣いているようであった。自分が秀憲に平常の世界からここにいたるまでにしてきた、仕打ちに対して・・・・
「高嶺さん・・・こっち向いて?、ねっ?」
振り返りながら子供をあやすように優しい声で言う秀憲。
「う、うっ、うっ、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・」
美帆はまるで壊れたロボットのように同じ言葉を繰り返す。
「高嶺さん、高嶺さんっ!!」
秀憲が美帆の体をゆすりながら呼びかけるとようやく美帆は秀憲が声をかけていることに気が付いた。

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