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処女搾乳物語
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語 3

秀憲は呆然として言う。そこには真っ暗な空間に恒星の煌めく宇宙が広がっていた。
「え・・・高木君、何言ってるの?」
「いやっ!本当なんだよ!?高嶺さん!」
その言葉になんとか窓をのぞこうとして美帆はピョンピョンとジャンプをした。その動きにつられて、控えめな双丘がプルンプルンと揺れる。
(って、まずいだろう!こりゃぁ!)
急いで秀憲は窓から離れたのだった。
・・・そして美帆も窓からそとが見えたのだろうか?へなへなっと、しゃがみこんでしまった。
「何よこれ・・・宇宙!?どうして!?」



・・・・・・その時どこからか声が聞こえてきた。まるで初めて日本に来た外国人が話すような片言の日本語である。
「オマエ、タチハ、ワレワレニヨッテ、カイシュウサレタ。オマエタチハ、デレイ(注、奴隷)トシテ、ウラレル。シカリ、ゴシュビトサマ(注、ご主人様)ニ、オツカエ、シロ。オマエ タチハ、デレイダ、ゴシュビトサマ、ニ、ツカエロ。イマカラ、イチ、ガハジマル、シカリ、ウラレロ」
不気味な放送(?)が終わるとともに小部屋の壁が光りだし、だんだんと透明になっていった。そして、部屋じたいも明るくなり壁を透かして回りの様子がわかるようになった。
「なんだこりゃぁ!?」「なっ・・・・・!?」
秀憲と美帆、二人とも絶句した。
なんと大体、東京ドームくらいの広さのところに自分等と同様に1〜4人くらいで透明な壁に囲まれた部屋に入れられた裸の人々が大勢いる。よく見ると全員が秀憲らの学校の生徒のようで教員はいない。彼等、彼女等も突然のことに頭が混乱しているようだ。皆、泣いたりわめいたりしている。
だが、壁自体が防音壁なのか、声はまったく通らない。広い通路を挟んだ小部屋には、美帆の後輩らがいた。彼女等は呆然として壁にうずくまっているだけである。すぐ隣の部屋では秀憲の部活のペアもいた。
「ねぇ・・高木君?私たち・・どうなっちゃうの?」
美帆も体を隠しながら肩を震わしている。
「ともかく、静かにしていよう。下手に騒いだら何が起きるかわからない。静かにチャンスを伺おう。」
秀憲は精一杯の虚勢をもって美帆を励まそうとする。
そのとき通路の扉から4人の人間が出てきた。

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