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ハーレム宇宙戦艦
官能リレー小説 - SF

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ハーレム宇宙戦艦 11

「・・・でしたら今、モタツキーを後継者に指名すれば良いのではありませんか?」
「いや、そういう訳にもいかないんだ・・・あの野心家のナポヒストラーの事だ・・・最悪、クーデターを起こしてモタツキーを亡き者にし、自分が正当な後継者だと言い張る・・・それぐらいやりかねん・・・それに地球との戦いにはナポヒストラーが・・・そして戦後処理にはモタツキーが欠かせない・・・ゆえに全てが終わるまでは二人そろっていて貰わねば困るのだ・・・私の望みは共和国が栄え、人民が幸福に暮らす事・・・ただそれだけなのだよ・・・」
「お父様・・・」
死の間際まで国の事を想うカーターの気持ちはソリスにも解ったが、その為に自分の将来を勝手に決める父親に複雑な気持ちであった。
更に弱々しいながらもカーターは話を続ける。
「それと・・・地下牢に幽閉している元科学技術長官オメガは私の死後、必ず処刑しなさい・・・彼は地球人でありながら私の友で稀代の天才科学者だ・・・しかし私の思想を極端に曲解して地球人を根絶やしにし、逆に地球を火星の支配下にしようとすら考えている・・・更にナポヒストラーとも親しい・・・危険だ・・・」

ドクターオメガ・・・彼は地球人でありながらジャン・カーターの思想に早くから賛同した天才科学者である。
地球より国力が劣る火星が独立出来たのはジャン・カーターのカリスマによる結束力が決定打であったが、ドクターオメガが作り上げる軍事兵器や彼の卓越した戦略も非常に重要な役割を果たしていた。

しかしその反面、ドクターオメガは地球・・・いや、地球人を異常に憎んでいた。
その証拠に独立戦争の末期、彼は廃棄コロニーを地球に落下させて、一都市を丸ごと吹き飛ばすという非道な作戦を立案・指揮し、実行したのである。
この軍民を問わない無差別大量虐殺には、地球はおろか火星政府内部からも非難の声が上がった。

そして戦後、オメガは戦争犯罪人として裁かれ、終身禁固刑を言い渡されて現在も服役中である。
彼は友人であるカーターが助けてくれると信じていたが、裁判中も収監されてからも、カーターが彼を庇ったり救いの手を差し伸べるというような事は、いっさい無かった・・・。

カーターはソリスを見つめて言った。
「あぁ…愛しいソリス…お前はこの私の娘…火星共和国初代国家主席、ジャン・カーターの娘なのだ…お前が望もうと望まざろうと…お前の言葉や行動には少なからぬ影響力が伴うだろう…その自覚を常に忘れてはならない…解るね…くれぐれも自分の身の振り方は間違えるな…」
「はい、お父様…」
「最期に…ソリス……私は…必ずしも良い父親ではなかったかも知れない……だが…お前の事は…片時も…忘れた事は…無か…た……」
「…お父様!?お父様あぁーっ!!!」

かくして、火星の英雄ジャン・カーターはこの世を去ったのであった…。


その頃、地球では…
「はぁっ…はぁっ…クリスお姉様ぁ…!」
「…あっ!あぁん!?カ…カナメちゃあぁぁん!!そんなに腰グリグリ押し付けたらぁ…!!と…届いてるぅ!!オチ○チン奥まで届いてるうぅぅ〜っ!!!」
ランチを終えたカナメとクリスは、二人してラブホ街へと足を運び、適当なラブホに入って一発サカっていた。
カナメはランチをおえたらすぐ宇宙軍港内にある宿舎に戻って休むつもりだったが、地球での休暇をカナメと楽しみたいクリスはそれを許さず、強引にラブホに連れていかれたのだった。
初めの内こそ気乗りしなかったカナメだったが、ホテルの部屋に入ってクリスの魅力的な肉体を前にし、さらにその巧みな愛撫を受けたが最後、すっかり興奮してその気になってしまい、今は騎上位でクリスを下から激しく責め立てていた。
「はぁ、はぁ・・・だって!だってぇ!クリスお姉様がぁ!僕を・・・激しく!求めるからぁ!」
「あぁん!カナメちゃんが・・・ああぁん!!悪いのよぉ!?可愛い顔して!私を虜にする・・・巨根を持ってるからぁ!!」
クリスもカナメもすっかりお互いのマ○コとチ○ポに夢中なのである。
体の相性が良いようだ。
「はぁ…はぁ…お姉様ぁ!僕もうイっちゃう!お姉様の膣内に精液ドピュドピュ出しちゃうぅ〜!!」
「あっ…あん!あぁ〜んっ…良いわよぉ!気にしないで思いっきり中に出してぇ!!カナメちゃんの子種がタップリ詰まった精液で私の子宮を満たしてちょうだあぁ〜い!!」
「お姉様!お姉様ぁ…っ!!」
「あぁぁ…っ!!!カナメちゃん!カナメちゃあぁぁん!!」
上り詰める直前、クリスはカナメに抱き付いてキスした。
二人は抱き合って唇を重ねた状態で共に絶頂に達する。

ビュルルルルルルルルル〜ッ!!!!
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!…

避妊無しの膣内射精を受けながらクリスは思う。
(あぁ…カナメちゃんのオチ○ポ、凄い勢いでビュクビュク脈打ってる…子種汁で子宮満たされて私、カナメちゃんの赤ちゃん孕んじゃってるかも…)
だが彼女は全く後悔していないし、むしろカナメの子なら産んでも良いとすら思っていた。

その後、夕方まで中出しセックスに没頭した二人はホテルを後にした。
「カナメちゃん♪」
「お姉様ぁ…♪」
夕暮れのラブホ街をイチャイチャしながら幸せそうに歩くクリスとカナメ……だが、その姿を偶然見てしまった者達がいた。

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