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パラレルワールド
官能リレー小説 - SF

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パラレルワールド 5

 途中では、サラリーマン風の人が小学校高学年と思われるランドセルを背負った女子に塀に両手をつかせてスカートを捲ってパンティを下ろして後ろから突いているところを見かけた。

 そして教室に入る。優愛さんとは同じクラスらしかった。知った顔はもちろん一人もいない。
 教室では、女子に嫌そうな顔をされながらキスしている男子、女子の上半身を脱がして後ろから胸を揉んでいる男子、そして女子を机の上に横たわらせて自らは立ってセックスしている男子、などが目に入った。

 僕は優愛さんの隣の席のようで、優愛さんに案内されて座る。何人かの男子が来て、優愛さんにキスしたり胸に触ったりしていく。

 優愛さんは何か言いたげだったが予鈴が鳴る。皆席について、着衣を乱されていた女子もきちんと服を着る。

 先生が入ってくる。二十代と思われる体格の良い男の先生。

 「起立、礼!」

 日直の号令の後、先生は話し始める。

 「えー、知っての通り、来週の月曜からセックスは予約制になる。予約した人は、校内で決まった場所を予約してセックスしてもらう。この階では、西側空き教室と地学準備室をセックス場所として用意する。なので、教室でセックスしたり、セックスのためと言って男子が女子更衣室とか女子トイレとかに入っていくのは、来週の月曜からは、本校としては禁止する」
「それから、桐生。なんで普通教室にいる。お前は特別教室で保健の中野先生と授業だろ。」
「は、はい!すぐ行きます!」
僕はカバンを持って慌てて教室を出る。でも、僕は中野先生という人のことは良く知らない。僕はこっちの世界でどういう生活を送ってきたんだ?
僕は保健室に行く途中で白衣を着た若い女の美人先生に軽くぶつかった。
「あら、いつもより来るのが遅いから迎えに来たのよ。」
この人が中野先生かな?

 「あ、はい、すみません」
 僕はその人に従った。
 その人は、保健室へと僕を導いた。やはり、中野先生のようだ。
 僕は椅子に座るように促された。
 僕は、優愛さんのときと同じ手段を使った。
 「あの、僕、記憶障害っぽいんです。なので、あの、特別授業って、何だか、聞いてもいいですか?」

 「そうなの…実は、あなたは勃起障害の治療を、受けている、って、覚えてない?」
 勃起障害!確かに、家を出てから、いくつもの衝撃的なシーンを見て、興奮したけど、これまで勃起した感覚は、一度も、なかった。
「治療をするからズボンとパンツを脱がしてあげるわね。」
中野先生はしゃがんで僕のズボンのベルトを外しズボンとパンツを下した。
「子供のころのこと、どれだけ覚えてる?」
「あまり覚えてません。」
「そう。私はあなたのお世話をしていたのよ。清香ちゃんに頼まれてね。」
「ふふ、いつみてもかわいいおチンチン。」

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