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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 10


すると、後ろから複数の丸い物体が機体に纏わり付いて、
「う、動かない・・・エネルギーがどんどん吸収されている。」
丸い物体はエネルギーを吸収しながら、大きくなっていき、

「孝太、そのままじっとしていて下さい。」
アルメスが何やらバックパックから何かを取り出すと、
「この生物には確かこれが・・・」

アルメスが特殊な薬剤が入った弾頭を丸い生物に向かって発射すると、
「と、溶けていくぞ・・・」
「孝太、あの生物には私達の体質は全く意味がありません。」
「エッ?」
「今の自分の姿をよく見て下さい。」

今の僕はぶかぶかのパイロットスーツを纏った貧弱な少年でしかなく、
「とにかく戻りましょう。」

僕はアルメスに言われるまま今すぐこの場を逃げ出したかった。
でも常人に戻ってしまった僕にはこの白い機体を動かせない。
そこへ容赦なく敵のビームや砲弾が機体を叩く。

僕は操縦桿を握りしめたまま、もう何も考えられない何も出来ない、ひたすら半狂乱で泣き叫んでいた。

「落ち着いて孝太!私は動ける!離脱するわよ!」

その後はよく覚えていない。
球体の影響が弱かったアルメス機が敵増援を撤退まで追い込み、操縦不能になった白い機体と僕を地下基地まで運んだ…らしい。
気が付くと僕は医務室のベッドに寝かされていた。

「あの球体生物、最初に使われてたら完全にアウトだった…。」
「中二病とやらで自分が最強と勘違いした孝太にはいい薬よ。」
真っ青になっているアルメスの隣で、レナは中々辛辣な事を言ってくれる。

「じゃ、孝太の看病頼んだわよ。」
「はい、姉さん。」

そしてレナは廊下に出るなり、すぐさま手近なスタッフを捕まえる。
白の修理がどうだ赤の予備機がどうの、まくしたてながら去って行き、医務室には僕とレナの二人きりだ。

「見損なったろ、僕の事。」
「そんな事ありませんよ、反省はしたでしょ?」
「僕は『元に』戻れるの?」
「そんな言い方よして!これが本当の孝太でしょう!」

アルメスが勢いよく毛布をめくる、僕は全裸で寝かされていた事に今更気づいて、反射的に包茎を隠す。

「恥ずかしがる事ないでしょう、まだ一枚かぶってるんですから。」
「まだ一枚かぶってるから恥ずかしいんだよっ!」

まったく!どうしてこうエイチ人ってのは空気が読めないんだ?

「再アップデートには少し時間がかかります。」
「そんな…。」
「だからその間は、本当の孝太と向き合って…。」
「あ…う…?」

アルメスがやんわり僕の手をどける仕草で、瞬時にいきり立ち包茎が突っ張る。
アルメスはそっと指を添え皮を剥き下ろす、それだけでも射精しそうだ。

「私だって、今は同じ身体なんだから。」
「う…うん…。」

今のアルメスは普段着がわりの制服姿、まるで(エロゲ仕様の)同級生とのHだ。
はだけた胸元でノーブラの乳房はそもそもブラが要らない程のサイズ。
まだ脱いない下の方も慎ましく、恥毛はギリギリ生えてる程度、そしてクリも花びらも引っ込んだ割れ目。

そして僕は粘膜状態の敏感亀頭にアルメスの吐息を感じただけで、一発目を彼女の顔面にブチまけてしまった…。

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