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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 21

「僕とミーナは洗脳の解けかかってるパイロット達の対処に当たります。」
「わ、わかった。」

パイロットの洗脳は解けていても、まだ精神状態が不安定でマトモに動けない機体ばかりだ。
たぶんミーナが瞬君にやったみたいな方法で復活させ…。

「イヤッハァアアア!」
「ヒィアウィーゴー!」

キャプテン・テキサス(あと『ようじょ』)、助けてくれてるのはわかるけどなんかごめん、すごくうるさいしウザい。

「まだ洗脳がマザーファッカーな人達はファック野郎のファッキン・テキサスに任せて、孝太さんは母艦ロボをファックしてやるぜベイビーお願いします!」

瞬君の喋り方は温厚な方になったけど、表情が粗暴な方のまんまだし、あとフ○ックとかファ○クとかく言い過ぎやめろし。

彼は洗脳が解けた直後で情緒不安定なのだろう、どれだけ優秀でも瞬君は子供なのだろう。
価値観も表現も人それぞれなんだ、僕は間違ってはいないし彼もまあ間違ってはいない筈だ。
そんな軽く大人びた気分の中二っぽい心理描写をしていた矢先、後部座席のアルメスが何やら大真面目に大声を張り上げた。

「急激に温度が上昇しているわ。皆、早く逃げて」

カニそっくりのメカがまるで茹でガニのように真っ赤になったかと思うと、
一瞬で爆発し、
「瞬、ミーナ、大丈夫か?」

連絡を取ってみると、

「は、はい」
瞬の口調が普段通りに戻っており、
「それに皆、無事が確認されましたよ」


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