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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 8

僕とアルメスが夫婦というのはエイチでのことで、こっちでは恋人同士ということになっている。
「そんな、残念そうな顔しないでください。2人っきりの時は私にたくさん甘えていいんですから。もちろん姉さんにもね。」
「まあ、そうなんだけど。」
そして、レナは僕たちのSPのような立場で地球に来ていた。
更にレナの権限とエイチの倫理観から、僕はほぼ元の身体…というか『世を忍ぶ仮の身体』に戻されていた。
いわゆる『封印されし(ぼくのかんがえたさいきょうの)姿』たるイケメン細マッチョのズル剥けデカチン、腐女子ホイホイ不死身の無双な主人公補正は剥奪されていた。

マシな部分は真性包茎が仮性包茎まで譲歩してくれた辺り、そして有事の際には『本来の姿』にしてくれるという公約。

重ね重ね言っておくがアッチの厨房アニメ仕様が本来の姿というのは誰が見ても明らかな現実。
今の貧弱だけどまぁ不細工ではない程度の僕は仮の姿だ!(中二)

「でも…こっちの孝太も悪くない…かなぁ?」

お気づきと思うがアルメスも中学二年生相当の姿、こうして放課後の屋上でティータイムしている。

「アップグレードされる前の姿をほぼ忠実に再現したものだから、この姿も本来のあなたって訳だし。」
「た、確かにそうかもしれないけど・・・」
すると、レナから通信が入り、
「敵が動き出したわ。今すぐ出撃して。」

するとレナは周りに誰もいないのを確認して、
「孝太、今なら大丈夫。」
互いに相手のお腹の辺りに手を翳すと、制服が煙のように消失して、
みるみるうちに体が成長していくが、
「ずっとこの姿なら良いのに。」

ぼやく僕に、アルメスは、
「浩太、後で気持ち良くして上げますから。」

敵を撃破すると、
「浩太君にアルメス、よくやったわね。」
「あの、もう少し・・・」
するとまるで予期していたかのように、
「ダメよ、あなた達の変身は私が必要と判断した場合のみ許可します。」

しょげる僕にレナは、
「まあ、あなたの努力次第では多少譲歩しても良いけど。」

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