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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 19


「ところで捕えた戦士はどうだ?アイラ」
敵の総大将と思われる男が現われると、アオイは昆虫を思わせる本来の姿に戻り、
「彼の潜在能力はエイチで我々を手こずらせた戦士に劣りませんので、戦力として十分活用できるかと」
「敵との戦力差を少しでも埋めておきたいからな。他の戦士も複数捕えておくとするか」



白いロボットの操縦士が次々と敵に捕らえられ、
「このままだと味方同士で潰し合いって事に・・・」

レナが考え込んでいると、
「こういう訳だったのね。それなら・・・」
「また急に何の用ですか?」
孝太が部屋へと入っていくと、
「悪いけど、また痛い目に遭って貰うわよ」

「いくら何でもこれだけの相手をするのは・・・」
1対10、いくら操縦技術が秀でているとはいえ、無謀も良いところだ。

「大丈夫ですよ孝太、私もフォローしますし」
アルメスが複座式になっているコックピットの後ろで笑っているが、
「レナも酷いよな、僕はともかく、実の妹までこんな事をやらせるなんて」
すると、紫や黒に塗り直されたロボット達が一斉に攻撃してきて、

「孝太、出来るだけこっちに引き付けるようにしないと」
「了解、まあ元々そういう筋書きだからね」

孝太とアルメスが瞬達を引き付けている間、
彼らを操っているコントロールボックスを特殊動隊が破壊するというものがレナの作戦だが、
「不味い、囲まれた」

一方、レナ達は、
「ミーナ、どうしてここに・・・」
「私、どうしても瞬を助けたくて」

レナも意外と抜けているようで、ミーナが紛れ込んでいるのについさっきまで気付いておらず、
「と、とにかくはぐれ・・・」
アオイと名乗っている昆虫を思わせる怪物が瞬と共にやって来て、
「瞬、あれがあなたの敵よ。思う存分やりなさい」

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