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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 18


僕がアルメスを守りたいって思うように瞬だってミーナを守りたいって気持ちで戦ってきたのに、
ミーナを逆に傷つけてしまったのがショックだったようで、
「普段はちょっときつい事を言ったりするけど、僕にとっては・・・」

孝太は思いっ切って以前の失敗を話してみる事にし、
「単純に比較できる事じゃないけど・・・」
「へえ、そんな事が・・・」

調子に乗り過ぎたせいで失敗した上にアルメスにまで迷惑をかけてしまった話だから、
「本当は言いたくなかったけど・・・」
「そうですよね。それにしても、孝太さんと話していたら少し気持ちが楽になりました」
「それなら良かった」
「もう少しレナさんも優しく上げたら良いのに」



すると、警報が鳴って、
「前みたいにすぐ鳴り止むのってのは無いみたいだな」
「孝太さん、急がないと」

僕らは急いでロボットに搭乗するのだが、
「よし、敵さんは全て蹴散らしてやるぜ」
瞬の性格がスイッチが入ったように変わるのは相変わらずだが、
これまでよりは丸くなったかもな。

数時間後、敵のアジト
僕が目を覚ますと小さい部屋に閉じ込められていた。
体を起こすと手首に手錠をかけられ拘束されていた。
(僕はだれだ?なんで捕まっているんだ?なにも思い出せない。)
知らない女の人がすぐ隣のベットに座って僕を見ている。
「やっと起きたのね。すごく心配したのよ。」
「君はだれ?」
「私は『アオイ』あなたのお世話係よ。」



「瞬が敵に捕まるなんて」
ミーナが涙を流していると、
「僕を庇ったばっかりに」
孝太も瞬を助けられなかった事を悔やんでいたが、

一方、一切の記憶を失ってしまった瞬にアオイは、
「私達があなたに要求するのは私達の敵を殲滅する事だけ。それを達成すればあなたは自由よ」
「て、敵って・・・」
「エイチとかってとこから来た連中よ」

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