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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 13


一方、先程の会議室では、
「レナさんも彼に意地悪しなくても・・・」
孝太とアルメスとのやり取りがモニターが映し出されており、
「孝太は調子に乗りやすいから、少しぐらい厳しくて調度良いの。」
「でも、少しは褒めて上げないと・・・」
「まあ、それもそうだけど。」

薄々盗撮されているのではと感じていた孝太だったが、
今はそんな事を気にしないでいようとしており、

「と、とにかく射精するのを我慢できるようにするぞ。」
アルメスに陰茎を扱いてもらうのだが、

モニターでその様子を見ていたレナは、
「孝太、まだまだだけど、あなたにしては長くもった方ね。」

それからしばらく経ったある日、
「レナったら急に、呼び出して・・・」

「ご、ごめんなさい。急いでいて・・・」
「君、どこかで・・・」
レナに手渡された記録媒体に映っていた少年にそっくりだったが、
「孝太、彼は前田瞬君。今日は彼と共同で実戦訓練に臨んで貰うわ」

するとアルメスと瞬のパートナーであるミナがやって来て、
「あなたが孝太さんですか。ミナですよろしくです」
ミナの言葉遣いがちょっとおかしかったのだが、
「孝太さん。私、変な事言いました?」

僕が笑いを堪えようとしたのに気付いたみたいだが、すかさずアルメスが、
「ミナ、そろそろ訓練を始めましょう」
「そうですね。孝太さん、訓練だからって瞬は容赦なんてしませんから。そのつもりで」

僕と瞬が白い機体、アルメスとミナが赤い機体にそれぞれ乗り込むと、
いきなり瞬が銃口を向けてきて、
「ちょ、ちょっと・・・」

「孝太さん。瞬は戦闘では性格が荒っぽくなりますよ」


ハンドルが握ると性格が変わるってのは聞いたことがあるが、
「安心して下さい。レナさんにお願いして瞬の方の武器の威力を本来の10分の1に抑えて貰いましたから。」
「そ、そういう問題じゃない」

ミナはもちろん、アルメスも瞬を止めようとせず、
「全く、逃げ回ってばかりじゃダメだ。こうなれば・・・」
こちらも銃で応戦しつつ、瞬との距離を縮めていき、
瞬の銃がエネルギー切れを起こしたのを見計らって、
銃を持っていない右手で腰に装備されている剣を抜いて向かっていくと、瞬も剣で応戦しようとするが、
あまりの勢いに瞬の剣は弾き飛ばされ、
「何とか、こっちの作戦勝ちかな」

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