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僕はロボットのパイロット
官能リレー小説 - SF

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僕はロボットのパイロット 12

そういう人達の前で僕とアルメスの性生活を暴露するレナをどうかと思った、てぇか盗撮してたんじゃないだろうな。

それはそれとして、僕は今まで言葉にこそ出さなかったが、これまで軽んじて来た彼らに思い付く限りの言葉を並べて謝罪した。
自分でも何を言ったか解らない程グダグダで、正直こういう時に勉強って大事なんだなと痛感した。
それでも言わずにはいられなかった、明日会えなくなる人だって出てくるかも知れないんだ。

「おぅおぅ?随分丸くなったな?地球側のエースパイロットくん!」
「気にせんでいい、私も教育隊を引き受けた頃は散々キミのような…。」
「機体も身体も大事に使ってね、せめて壊す時はデータ採取出来る程度…。」

皆が僕を明るく受け入れる様子を見渡したレナが偉そうにふむふむとうなづく。

「では、会議に戻りましょうか。」
レナがいかにもブリッジの脇役みたいな人に目配せする(後でアルメスがオペレーターと教えてくれた)。
大型モニターには海外での白い機体による戦闘、苦戦している様子が映し出された。
変身前の年齢はどう見ても小学生だったり三十代ぐらいの人までいる。
地球人で白い機体適任者の最低条件は童貞か処女でエイチ人とのセックス。
更に色々と細かい条件が重なるらしく、その人数は少ない。

「ご覧の通り海外諸国からの増援は期待できませんが、敵側も無傷ではありません。」

エイチの介入と予想外の抵抗で敵の方が被害甚大。
そして地球の大気や重力といった環境、例えば不思議エネルギーで補給に困ったり、そもそも地球じゃ動かない事だってありえる。
とにかく体制を整える時間はあるそうだ。


会議が終わって、
「僕以外にもいるなんて思ってもみなかったな。」
「孝太以外のパイロットの多くはエイチに来ていませんでしたから。」
すると、レナが、
「孝太、これでも参考にしてアルメスを満足させて上げなさいよ。」

手渡された記録媒体には、
「こ、これって・・・」

白い機体のパイロットとそのパートナーによる性行為が映し出されており、
「姉さん、よくこんなものを・・・」

アルメスは思わず目を背けてしまうが、
小学生よりも早漏である事を思い知らせるのはエイチでレナに乱暴された以上の衝撃で、
「だからあんな事を」

帰宅すると、
「アルメス、今からで良いから特訓しよう。」
「急にどうしたの・・・」
アルメスは戸惑っているのだが、

僕としてはレナを見返してやりたいのと、
まだ会った事もない小学生より早漏って事が納得いかないのであり、
「と、とにかく落ち着いて。」

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