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改造実験〜堕ちる女達〜
官能リレー小説 - SF

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改造実験〜堕ちる女達〜 17


怯える態度にぞくぞくと背筋を震わせ、よりいやらしい笑顔を浮かべながらも、スクイッドは楽しげに語りかけながら晃の股間を責めていた。

くにくにと伝わる感触は、次第に理解不明の快感にゆっくりと揺れ動き始めるが、未だに晃はそれには気付かずに呆然としながら自身のクローンを眺めるしかない…次第にその腰は下腹部にたまる熱となり、自らもかくかくと腰を動かしているのを自覚しながらも、声をあげてしまいそうになるのを必死に押さえて、晃はスクイッドに声をかけた。 

「な、何でこんなことっ…な、何のつもりだよ!アンタたちっ!…あっ…や、やだやだやだぁっ…こ、こんなのっ…やめてっ…止めろよっ!!」

もちろんわずかな変化を優秀な研究者だったスクイッドは見逃すわけもなかった。
自らの行為に晃が…汚れを知らないと言わんばかりのボーイッシュな彼女が喘ぐ姿は愉快で仕方なかったが、それ以上に彼女の反応は次第に改造され股間に生やされたふたなりチンポに悪すぎるものだった。


「ふふ…私たちはジョーカー…所謂悪の組織というやつね?世界を征服するために貴女の身体は優秀な怪人を生むことがわかったから、こうしてクローニングさせてもらっているのよ…ふふ、貴女自体もクローンではあるけれど…こうして弄ぶのは初めてかしら…ずっとこの身体を好き放題にしてみたかったのよ?」

「いやぁっ…そんなっ…私がっ…クローンだなんて…えぇっ、あっ、あっ、あぁ〜〜っっっ!!!!」 

次第に快楽に罵声は、甘さを含んだあえぎ声に変わるのもまた、支配欲を満たしていくのには十分だった。 

遠慮なく足を動かすうちに、光に慣れたのか目を開き、晃は快楽に脳髄をしびれさせながらも辺りを見回していた。 

「うぁ…あぁっ…なにっ…これぇっ…」


晃の歩いていた下水道と思われていた空間は、工場の通路だった。 
しかもただの工場ではない、辺りには自らが…晃のクローンが大量にカプセルの中に浮いており、いくつも用意されたカプセルがぎっしりと並べられ、壁と思われていたコンテナに詰め込まれ…巨大な排水管だと思われていたのはカプセルを移動させるチューブだったのだから…もはや晃には目の前が現実なのか夢なのか、全くと言っていいほどに理解できなくなっていた。 

「彼女たちは海外支部で使われるのよ?ふふ…きっと役に立つでしょうね?ほら、さぼっちゃダメよ?きちんとイキたいなら腰を揺らしなさい?ほら…オ・マ・ン・コ♪オ・マ・ン・コ♪ゆっくり意識を上らせて絶頂するのよ?」 

「あっ!あっ!あぁ〜っっっ!!」

その下品な発言を聴いてか聞かずか、晃は筋肉質な腰を震わせ絶頂していた。 

蜜壺から愛液を吹き出す晃を見て、スクイッドの加虐心がさらに刺激されるが、

「ドクター、お戯れもそこそこに…」
「一刻も早く、選ばれし我らの妹にもクイーンの祝福を」

パワードスーツを着込んだ2人の姉…アルマージとカマロッソの声に、我に帰る。

「そ…そうね。聞きなさい、晃。あなたは数多くのクローン体の中から生まれた、突然変異の優秀な個体…ここにいる2人の姉と同じく、クイーンに認められた特別な力を持つ資格があるのよ。」

気を取り直してこほんと咳払いをした後に、スクイッドは声高らかににそう告げるが、快楽に脳を溶かされたかのように喘ぐ晃からすれば。次第に二人の姉とも言える自分のクローンが、テレビで見るような怪物に…それも女性らしさを保ったまま、美しさと狂暴さを兼ね備えた姿になるのは、恐怖を感じつつもどこか熱っぽい視線で見つめていた。

「あぁっ…や、やめてっ…あんな怪物にっ…なりたく…ないっ…」

「大丈夫よ?初めは私もそう思ったけど今は違う…私も今は改造を受け入れた…いえ、むしろこの姿にしてもらったことに誇りを感じているくらいよ?ふふふ…貴女もすぐにそうなるわ?」

そしてハッとなり拒絶の言葉を晃は必死に口から紡ぐが…もはや抵抗は無駄…そう感じさせるように、しかしそれを認め、そして泥沼に沈め混むかのように…優しく語りかけるスクイッドは触手を使い、引き寄せた晃の肢体を抱き締めた。


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